Saint Aubin 1er Cru En Remilly 2000 D.Marc Colin et ses Fils (1er Cru,Côte de Beaune) half/ \800 120ml/ \1,500 サン トーバン プルミエ クリュ アン ルミイィ ドメーヌ マルク コラン エ セ フィス サン・トーバン村で最高評価のドメーヌの一つ。一級畑アン・ルミィはピュリニー・モンラッシェ村の特級畑シュヴァリエ・モンラッシェに隣接する畑でしばしばプチ・モンラッシェと称される名醸畑。2000年は長男ピエールが独立前に運営の陣頭に立っていたときで本人も素晴らしいヴィンテージだと納得しており今まさに飲み頃を迎えている。しっかりとしたミネラルの骨格の上に樽のニュアンスにも負けないボリューム感のある熟した果実味がのり、それでいて決して野暮ったくならない綺麗な酸とのバランスが素晴らしい、プライス・パフォーマンスに優れたワイン。
Dessert Wine Château Guiraud 1996 (Premiere Grand Cru,Sauternes/Bordeaux) half/ \1,050 120ml/ \2,000 シャトー ギロー イケムの真南に畑を所有するソーテルヌ格付け1級シャトー。1983年以降、グザヴィエ・プランティー氏の指導のもと大改革が行われた、厳しい選果を行い、熟した果実のみを収穫することで、めざましい発展を遂げてきている。SO2の使用も最小限に抑え、補糖も禁止するなど、自然に近い造りを心がけ、最高品質のソーテルヌ・ワインを産している。 ロースト香が強く、味わいも深く、またバニラ風の樽香が贅沢な造りに花を添える甘口。R.P90、ゴーミヨ★★★★★91
Red Wines Eternum Viti 2008 Abanico (Toro/Spain) half/ \480 120ml/ \850 エテルナム ヴィティ アバニコ プレ・フィロキセラの区画を含む、平均樹齢50年の古樹のブドウを使用。ほとんど黒といってもよいほど濃く艶のある紫色の色調。黒い果実、皮、色の濃い様々なスパイスやオーク由来のトースト香。力強い香りに負けず劣らず、口に含むとリッチで甘い果実が押し寄せるが、あくまでクリーンかつ品のある味わいで、きめ細かくよく熟したタンニンが心地よい。完熟果実の密度とパワー、そして古樹のブドウのエキスを持つ、各要素のバランスのとれた秀作。R.P90、I.W.C90。
Beaune du Château Premier Cru 2009 D.Bouchard Père & Fils (1er Cru,Côte de Beaune) half/ \680 120ml/ \1,250 ボーヌ デュ シャトー プルミエ クリュ ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス 1731年創設の老舗、1995年にジョセフ・アンリオ所有に変わり数々の改革を断行、かつての名声を完全に取り戻す。当キュヴェの初リリースは1907年。本拠地ボーヌの16もの一級畑からのブドウをアッサンブラージュして醸されるスペシャル・キュヴェ。歴史ある大地主と巨額の設備投資を行い数々の改革を断行したからこそ成し得たプライス・パフォーマンスに優れたワイン。享楽的な赤や黒の果実やヴァニラのエッセンス、たおやかな酸のバランスが心地良い艶やかでエレガンスを存分に感じることができる。 Baloro 2007 Giacomo Grimardi (Piemonte/Italy) half/ \750 120ml/ \1,400 バローロ ジャコモ グリマルディ ジャコモ・グリマルディは新しいバローロの生産者である。畑は父の代(1930年頃)から所有していたが、現当主フェルッチョは90年代中頃にマルク・デ・グラッツィアと知り合ってから本格的にバローロの生産に取り組み始め、エリオ・アルターレに指導をうけながら、96年に初めてバローロをリリースした。「モダンバローロ」の造り手と認識されているが、フェルッチョは「古典」とか「モダン」にとらわれず、その畑の個性を一番良く表現するにはどうしたらよいかをいつも最優先に考えてワイン造りをしている。モダンでエレガントな味わいはその結果であり、これがまさに「グリマルディ・スタイル」であるといえる。使われているブドウの大半をクリュ・バローロのヴィア・ヌオーヴァからのものが占める。甘みを感じさせるほど熟したフルーツはとてもまろやかな口あたりですぐ飲んでもおいしい。やわらかく、ミディアムボディのこのワインはオークの香りと完熟ブドウが織り成す複雑な風味をもつ素晴らしいワイン。 Château Sociando Mallet 1997 (Haut Medoc) half/ \950 120ml/ \1,800 シャトー ソシアンド マレ 妥協の無いワイン造りで評論家たちから格付けワインに比肩する存在と評されるシャトー。厳しい評価で知られるレ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)は5大シャトーに次ぐ★★(ダブルスター)評価(これは人気急上昇中のポンテ・カネやローザン・セグラと同評価)をし、「この25年でメドックのクリュ・ブルジョワの中で最も名高いものとなり、グラン・クリュ(格付)3級の候補にまで挙げている。素晴らしいアロマ、力強さ、濃厚さ、よく溶け込んだ樽香、2世代に及ぶ長い熟成が可能だというようなグラン・ヴァンをセレクションできるまでになっている」と激賞し、この1997年で8点/10点獲得!ゴーミヨ誌は5つ星評価をし、この'97年で90点の高評価!ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、多くの格付けワインと優に肩を並べることができ、フランスのワイン通の間で評判が高まっている。その大半がフランス国内で買われていることからもすでに証明済である」と絶賛し、この1997年に90点の高評価! Nuits Saint Georges 1er Cru Les Chaignots 2006 D.Robert Chevillon (1er Cru,Côte de Nuits) half/ \1,100 120ml/ \2,000 ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ シェニョ ドメーヌ ロベール シュヴィヨン NSGの名門ドメーヌ、畑の多くの樹が高樹齢であり、その可能性を最大限発揮できるように、畑の管理をリュット・レゾネで行い、よりテロワールの個性が反映されるよう努力を惜しまない。また、霜などによるリスクをかえりみず剪定を厳しく行い、収量を極限まで抑えている。醸造は流行の低温マセラシオンは行わず、除梗を80~100%行い、1次発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。エルヴァージュにおいては、新樽を30%程度までに抑えて18ヶ月間の樽熟成を行う。昔ながらの伝統的な醸造手法だが、「ワインの良し悪しは畑の段階で決している」というのがこの蔵元の哲学であり、醸造段階では手を加えすぎないことを信条としている。1級畑レ・シェニョはヴォーヌ・ロマネと地続きになる丘にあり、石灰岩が多く混じる表土の厚い粘土質のため、若いうちでも楽しめるのワイン。