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備忘録的に・・・(;'∀')

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/30~
5月30日(水)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。
価格は全て税込表記です。1グラス120mlです。

Champagne
Grand Cru Ambonnay Cuvée des Crayères NV Eric Rodez (Ambonnay) \1,300
グラン クリュ アンボネイ キュヴェ デ クレイエール エリック ロデズ
モンターニュ・ド・ランス最高峰の村として、ブジー村と名声を分け合うアンボネイ村の巨星がロデス。テロワールにあわせて改植を進めたり、リュット・レゾネを採用したりと、実に手間のかかる畑での仕事から産まれたピノノワール50%、シャルドネ50%を使用し、24~26ヶ月瓶熟。名門クリュッグでのチーフエロノジストとしての経験を活かしたアッサンブラージュと樽使いの技術は超一流。ベーシック・キュヴェとしては破格量である40~45%のヴァン・ド・レゼルブが用いられるキュヴェ。
Blanc de Noirs Demi Sec NV René Jolly (Landreville) \1,650
ブラン ド ノワール ドゥミ セック ルネ ジョリー
1737年創業で5代に渡る老舗RM。年産僅か45,000本でその9割は個人愛好家のオーダーで完売の為、日本入荷は希少。ブドウ栽培から収穫、そして醸造、熟成までそのほとんどの工程が手作業という、まさに手造りの極みとも言えるシャンパーニュはピノ ノワール100%ならではの豊かでふくよかな厚みと酸味とミネラルのバランスの良さ、そして熟した果実味をたっぷりと楽しませてくれる素晴らしい甘口で、地元最重要評価誌アシェットをはじめ、フランス及びヨーロッパのいくつものガイドブックで高い評価を受けている。
Brut Tradition Grand Cru NV Egly Ouriet (Ambonnay) \1,950
ブリュット トラディション グラン クリュ エグリ ウーリエ
1930年、ピノ ノワールの聖地アンボネイで創業。1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3~4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネィのテロワールを最大限に引き出す完全主義的なスタイルを確立。R.P91

White Wines
Riesling Spätlese Feinherb 2008 Schönhals (Rheinhessen/Germany) \900
リースリング シュぺートレーゼ ファインヘルプ シェーンハルス
ラインヘッセンの中心部に位置し、肥沃な黄土土壌とライン川によるの氷河堆積物はワインにとって理想的な栽培地で、この地のすべての生きとし生けるものを慎重に取り扱い、自然との調和してワイン造りを行っている。1988年以来、公式な有機栽培の認定を受けている。リースリングならではの華やかな香り、しっかりとしたミネラルと伸びやかな酸の骨格に、遅摘みの完熟葡萄のふくよかな果実味が合わさり、エレガントで余韻に優しいな甘みを感じる味わい。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために2008年より、ビオディナミに完全転換。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中甘口なシュナン ブラン。R.P89-90
Menetou Salon Cuvée Honorine 2010 La Tour Saint Martin (Loire) \1,150
メヌトゥ サロン キュヴェ オノリーヌ ラ トゥール サン マルタン
11世紀の公文書にその名が登場し、フランスで最も古いワイン生産地のひとつに数えられるメヌトゥ・サロンに1987年、アルバーヌとベルトラン・マンシャンによってラ・トゥール・サン・マルタンが設立、ドメーヌがメヌトゥ・サロンに所有する最高の区画の中でも粒よりのブドウを使用したスペシャル・キュヴェ。トロピカルフルーツやハチミツ、バニラやバターのリッチな香りの中に、青いハーブのフレッシュさ。まろやかな口当たりは非常に優しく、とろみを感じさせるほど熟した果実と豊富な酸、キンメリジャン土壌由来のエレガントなミネラルが奏でるハーモニー。
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Meursault 1er Cru Genevrières 2008 D.Latour Giraud (1er Cru,Côte de Beaune)
\1,800

ムルソー プルミエ クリュ ジュヌヴリエール ドメーヌ ラトゥール ジロー
ムルソー一級畑の中でも世界的に称賛されている畑の一つジュヌヴリエール最大の所有者で、2.5ヘクタール所有。丸々として深淵、スムーズ、エレガントなフィネスと絹のような滑らかさがありバランスが取れている。ヘーゼルナッツ、ハチミツの香りがあり、ムルソーの神髄を感じさせる。絹のように滑らかな余韻、複雑さがあり甘美な味わい。I.W.C91

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus 2008 Louis Jadot (Bourgogne) \900
ブルゴーニュ ピノ ノワール ソンジュ ド バッカス ルイ ジャド
1859年創立のフランス・ブルゴーニュの名門ルイ・ジャド社の150周年の後継で日本限定キュヴェ。酒の神バッカスの夢という名の表すようにACブルゴーニュのピノ・ノワール半分にヴィラージュ、プルミエ・クリュからのピノ・ノワールが半分加わるスーパー・ブルゴーニュ。2006年は、マランジェ、サントネイ、モンテリ、オーセイ・デュレス、ペルナン・ベルジュレス、ショレ・レ・ボーヌを骨格とし、ボーヌとサヴィニ・レ・ボーヌのプルミエクリュのピノ・ノワールが加えられ、生き生きとして、チェリーやラズベリー、花やスパイスを想わせる、複雑な香りをもっている。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
18 meses 2009 Juan Gil (Jumilla/Spain) \1,200
ディエシオチョ メセス ファン ヒル
スペイン最高峰ワイン「エル ニド」のオーナー、ミゲル ヒルがフミーリャのテロワールとモナストレルの魅力を余すことなく伝える為に立ち上げたボデガ ファン ヒルの限定スペシャル・キュヴェ。12Hl/1Haという超低収量の齢55年の古樹のモナストレルを中心にカベルネ、シラーをブレンドし、フレンチ・アメリカンオークのバリックで18カ月もの間熟成させてから瓶詰めされる。ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。
Baloro Riva Del Bric 2006 Paolo Conterno (Piemonte/Italy) \1,400
バローロ リーヴァ デル ブリック パオロ コンテルノ
1886年に設立した4代続くバローロの老舗の造り手。ジェストラ地区の南と南西斜面の恵まれた環境の中で、 7haのブドウ畑を所有している。現在のオーナーのパオロが、妻カテリーナ、娘のマリサ、息子のジョルノとともに経営を行っていて、伝統的な手作業と最新のテクノロジーを用いて造られるバローロは国内外で高い評価を得ている。クラシカルな力強さの中にフィネスを忘れないバランスの良い味わい。
Gevrey Chambertin Ostrea 2006 D.Jean Louis Trapet (Côte de Nuits) \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オストレア ドメーヌ ジャン ルイ トラぺ
ジュヴレの名門トラぺ家、「安寧、静謐、平和を求める」という思想のもとに98年からビオディナミに転換。重要文化財クラスの飛び抜けたポテンシャルを持つ畑と評されるオストレアから、率直なアロマと構造が印象に残るスタイルのワインが造られており、大げさになることのない、偉大な精確さが味わいに表われている。
Château Grand Puy Ducasse 1995 (Cinquièmes Grands Crus Classé,Paillac) \2,000
シャトー グラン ピュイ デュカス
17世紀中頃に端を発し、1855年の格付けでは5級に認められる由緒正しきシャトー。一時期低迷するも、1971年に所有者が変わり、徹底的な畑の改植が行われ、醸造設備が大幅に改善され、ラフィットやムートンに隣接する優れたテロワールを活かし、75年以降は見事なワインを生み出してきており、現在に至るまで安定して高品質のワインを作り続けている。力強さとしなやかさを兼ね備えたボディが20年近くの熟成を経て研ぎ澄まされた美しさを魅せる。
Vosne Romanée 1er Cru Les Chaumes 2002 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) \2,200
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年に現在の基幹アイテムのメタイヤージュを始め、ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。ショームの区画は1級畑マルコンソールの南に位置し部分的にラ・ターシュとも隣接する名醸畑。樹齢も40年以上という古木から生まれるピノ・ノワールは華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。

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Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/29~
5月29日(火)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。
価格は全て税込表記、1グラス120mlでご提供いたします。

Champagne
Brut Réserve NV Bérêche & Fils (Caron de Ludes) \1,250
ブリュット レゼルヴ ベレッシュ エ フィス
1847年から続く家族経営のドメーヌ。ランスの南に位置するCraon de Ludesというモンターニュ・ド・ランスでも最も標高の高い地域にある小さな村を拠点に精力的にシャンパーニュを作り続けている。若き情熱ある当主ラファエルの指揮の下、2004年からはすべての畑をビオロジックに移行し、2007年からは試験的に1haの畑でビオディナミを実践している。スタンダードのブリュット・レゼルヴは9.5g/Lとドサージュの量が多いリザーブワインを30%ブレンドしPN20%、PM25%、CH25%マロラクティック発酵を行わず、24~36ヶ月瓶熟成。きれいな酸が残っている、アフターに残る苦味が更にフレッシュ感をもちあげている。
Blanc de Noirs Demi Sec NV René Jolly (Landreville) \1,650
ブラン ド ノワール ドゥミ セック ルネ ジョリー
1737年創業で5代に渡る老舗RM。年産僅か45,000本でその9割は個人愛好家のオーダーで完売の為、日本入荷は希少。ブドウ栽培から収穫、そして醸造、熟成までそのほとんどの工程が手作業という、まさに手造りの極みとも言えるシャンパーニュはピノ ノワール100%ならではの豊かでふくよかな厚みと酸味とミネラルのバランスの良さ、そして熟した果実味をたっぷりと楽しませてくれる素晴らしい甘口で、地元最重要評価誌アシェットをはじめ、フランス及びヨーロッパのいくつものガイドブックで高い評価を受けている。
Brut Tradition Grand Cru NV Egly Ouriet (Ambonnay) \1,950
ブリュット トラディション グラン クリュ エグリ ウーリエ
1930年、ピノ ノワールの聖地アンボネイで創業。1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3~4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネィのテロワールを最大限に引き出す完全主義的なスタイルを確立。R.P91

White Wines
Valençay 2010 Le Claux Derome (Centre Nivernais/Loire) \800
ヴァランセ ル クロー ドローム
メヌトゥ・サロンのラ・トゥール・サンマルタンのオーナー、マンシャン夫妻が2004年からはヴァランセで始めたドメーヌ。2004年にワインでもAOC昇格を果たしたフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンである。上層が砂利に覆われた粘土とシレックス土壌の畑は、大雑把にいうとヴーヴレイとサンセールの間に位置しており、エレガントなソーヴィニョン・ブランが生まれる。レモンやオレンジなどの黄色い柑橘類や黄桃などのよく熟した果実の中に、青いハーブが爽やかに香る。クリアで柔らかな果実味がしっかりとした酸を包み込み、フレッシュさとボリューム感のバランスが非常に良い。土壌由来のミネラルもぎっしりと詰まっているが、細かにちりばめられた印象である。華やかな余韻には心地よいホロ苦さも。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために2008年より、ビオディナミに完全転換。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中甘口なシュナン ブラン。R.P89-90
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Saint Chinian Vieille Vignes 2004 D.des Terres Falmet (Lunguedog) \850
サン シニアン ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ デ テール ファルメ
ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得の若きエース。グルナッシュ70%、カリニャン30%(樹齢80年)。この2品種をブレンドしてから、セガン・モローとタランソーの特別なオーク樽(古樽含む)で3年間熟成。100%ウイヤージュ(目減りした分のワインを補充すること)をしないので、3 年間空気に触れつつ熟成することになる。これは繊細かつとてもリスクの高い作業なので、やる人はいない。偉大なワインだけがこのような熟成に耐えることができ、卓越したものとなる。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。
Savigny Les Beaune 1er Cru Les Lavières 2004 D.Chandon de Briailles (1er Cru,Côte de Beaune) \1,000
サヴィニー レ ボーヌ プルミエ クリュ レ ラヴィエール ドメーヌ シャンドン ド ブリアイユ
1834 年設立という歴史あるドメーヌであり、コート・ド・ボーヌ北部の最良のテロワールの畑を所有。醸造は古き伝統に基づき、除梗せずに全房発酵させ、マロラクティック発酵が終わるまでは亜硫酸の添加をせず、樽熟成は古樽にこだわる。ブドウ栽培は1994 年から完全有機栽培に移行、2005 年にはビオディナミに転換。一級畑レ・ラヴィエールは平たくて大きいラヴと呼ばれる石に因んでいる。畑には石灰岩がごろごろしている。繊細な味わいでイチゴのような香りがする、大変魅力的なピノ・ノワール。
18 meses 2009 Juan Gil (Jumilla/Spain) \1,200
ディエシオチョ メセス ファン ヒル
スペイン最高峰ワイン「エル ニド」のオーナー、ミゲル ヒルがフミーリャのテロワールとモナストレルの魅力を余すことなく伝える為に立ち上げたボデガ ファン ヒルの限定スペシャル・キュヴェ。12Hl/1Haという超低収量の齢55年の古樹のモナストレルを中心にカベルネ、シラーをブレンドし、フレンチ・アメリカンオークのバリックで18カ月もの間熟成させてから瓶詰めされる。ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。
Gevrey Chambertin Ostrea 2006 D.Jean Louis Trapet (Côte de Nuits) \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オストレア ドメーヌ ジャン ルイ トラぺ
ジュヴレの名門トラぺ家、「安寧、静謐、平和を求める」という思想のもとに98年からビオディナミに転換。重要文化財クラスの飛び抜けたポテンシャルを持つ畑と評されるオストレアから、率直なアロマと構造が印象に残るスタイルのワインが造られており、大げさになることのない、偉大な精確さが味わいに表われている。
Château De Fiuzal 1996 (Pessac Leognan) \1,700
シャトー ド ヒューザル
ボルドーのグラーヴ地区の格付けワイン。1974年にジェラール・グリブランが経営に当たるようになってから著しく品質が向上し、高い評価を受けるようになった。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の発酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるとこらが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド・フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。樹齢30年のカベルネ・ソーヴィニヨン主体でボリューム感とフィネスが高次元で調和し、美しい熟成を魅せつける。
Châteauneuf du Pape 2006 D.de la Janasse (Côte du Rhone) \1,800
シャトーヌフ デュ パプ ドメーヌ ド ラ ジャナス
1973年より元詰めを始め、父親のエメ ・サボン氏と息子のクリストフ・サボンの2人が、手を携えて評価を挙げ てきました。所有するシャトー・ヌフの畑は15の区画に分断されていて、あらゆる土 壌にまたがっており、それぞれの畑の管理は困難を極めるが、これ こそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしている。グルナッシュ を主体とし、最も純粋な、威厳を感じるほどの味わいがありな がら、否定しようのないほど優美で口当たりのよい、上品なワインへと 仕上がっている。R.P★★★★★、93
Nuits Saint Georges 1er Cru Les Chaignots 2006 D.Robert Chevillon (1er Cru,Côte de Nuits) \2,000
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ シェニョ ドメーヌ ロベール シュヴィヨン
NSGの名門ドメーヌ、畑の多くの樹が高樹齢であり、その可能性を最大限発揮できるように、畑の管理をリュット・レゾネで行い、よりテロワールの個性が反映されるよう努力を惜しまない。また、霜などによるリスクをかえりみず剪定を厳しく行い、収量を極限まで抑えている。醸造は流行の低温マセラシオンは行わず、除梗を80~100%行い、1次発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。エルヴァージュにおいては、新樽を30%程度までに抑えて18ヶ月間の樽熟成を行う。昔ながらの伝統的な醸造手法だが、「ワインの良し悪しは畑の段階で決している」というのがこの蔵元の哲学であり、醸造段階では手を加えすぎないことを信条としている。1級畑レ・シェニョはヴォーヌ・ロマネと地続きになる丘にあり、石灰岩が多く混じる表土の厚い粘土質のため、若いうちでも楽しめるのワイン。

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/24~
5月24日(木)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。
価格は全て税込表記、1グラス120mlです。

Champagne
Brut Réserve NV Bérêche & Fils (Caron de Ludes) \1,250
ブリュット レゼルヴ ベレッシュ エ フィス
1847年から続く家族経営のドメーヌ。ランスの南に位置するCraon de Ludesというモンターニュ・ド・ランスでも最も標高の高い地域にある小さな村を拠点に精力的にシャンパーニュを作り続けている。若き情熱ある当主ラファエルの指揮の下、2004年からはすべての畑をビオロジックに移行し、2007年からは試験的に1haの畑でビオディナミを実践している。スタンダードのブリュット・レゼルヴは9.5g/Lとドサージュの量が多いリザーブワインを30%ブレンドしPN20%、PM25%、CH25%マロラクティック発酵を行わず、24~36ヶ月瓶熟成。きれいな酸が残っている、アフターに残る苦味が更にフレッシュ感をもちあげている。
Blanc de Noirs Brut NV René Jolly (Landreville) \1,450
ブラン ド ノワール ブリュット ルネ ジョリー
1737年創業で5代に渡る老舗RM。年産僅か45,000本でその9割は個人愛好家のオーダーで完売の為、日本入荷は希少。ブドウ栽培から収穫、そして醸造、熟成までそのほとんどの工程が手作業という、まさに手造りの極みとも言えるシャンパーニュはピノ ノワール100%ならではの豊かでふくよかな厚みと酸味とミネラルのバランスの良さ、そして熟した果実味をたっぷりと楽しませてくれる素晴らしい味わいで、地元最重要評価誌アシェットをはじめ、フランス及びヨーロッパのいくつものガイドブックで高い評価を受けている。
Brut Tradition Grand Cru NV Egly Ouriet (Ambonnay) \1,950
ブリュット トラディション グラン クリュ エグリ ウーリエ
1930年、ピノ ノワールの聖地アンボネイで創業。1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3~4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネィのテロワールを最大限に引き出す完全主義的なスタイルを確立。R.P91

White Wines
Scheurebe Q.b.A. Trocken Kaspar's 88 2010 Schloss Sommerhausen (Franken/Germany) \850
ショイレーべ Q.b.A. トロッケン キャスパーズ 88 シュロス ゾンマーハウゼン
1435年創設で、最も古い畑は1114年まで遡るドイツ、フランケン地方屈指のワイナリー。1551年以来シュタイマン家によって運営されており、現当主、15代目のマルティン・シュタイマン氏はフランケンで3本の指に入る醸造家としても注目されている。100%銘醸畑「シュタインバッハ」から産出されるショイレーべ(リースリングとシルヴァーナの交配品種)はフローラルな芳香とピンクグレープフルーツのような優しい酸が爽やかで、それでいて緊密な構造を持つ滑らかな液体、長く、心地良く続く余韻。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために2008年より、ビオディナミに完全転換。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中甘口なシュナン ブラン。R.P89-90
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus 2006 Louis Jadot (Bourgogne) \900
ブルゴーニュ ピノ ノワール ソンジュ ド バッカス ルイ ジャド
1859年創立のフランス・ブルゴーニュの名門ルイ・ジャド社の150周年の後継で日本限定キュヴェ。酒の神バッカスの夢という名の表すようにACブルゴーニュのピノ・ノワール半分にヴィラージュ、プルミエ・クリュからのピノ・ノワールが半分加わるスーパー・ブルゴーニュ。2006年は、マランジェ、サントネイ、モンテリ、オーセイ・デュレス、ペルナン・ベルジュレス、ショレ・レ・ボーヌを骨格とし、ボーヌとサヴィニ・レ・ボーヌのプルミエクリュのピノ・ノワールが加えられ、生き生きとして、チェリーやラズベリー、花やスパイスを想わせる、複雑な香りをもっている。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
18 meses 2009 Juan Gil (Jumilla/Spain) \1,200
ディエシオチョ メセス ファン ヒル
スペイン最高峰ワイン「エル ニド」のオーナー、ミゲル ヒルがフミーリャのテロワールとモナストレルの魅力を余すことなく伝える為に立ち上げたボデガ ファン ヒルの限定スペシャル・キュヴェ。12Hl/1Haという超低収量の齢55年の古樹のモナストレルを中心にカベルネ、シラーをブレンドし、フレンチ・アメリカンオークのバリックで18カ月もの間熟成させてから瓶詰めされる。ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。
Gevrey Chambertin Ostrea 2006 D.Jean Louis Trapet (Côte de Nuits) \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オストレア ドメーヌ ジャン ルイ トラぺ
ジュヴレの名門トラぺ家、「安寧、静謐、平和を求める」という思想のもとに98年からビオディナミに転換。重要文化財クラスの飛び抜けたポテンシャルを持つ畑と評されるオストレアから、率直なアロマと構造が印象に残るスタイルのワインが造られており、大げさになることのない、偉大な精確さが味わいに表われている。
Château De Fiuzal 1996 (Pessac Leognan) \1,700
シャトー ド ヒューザル
ボルドーのグラーヴ地区の格付けワイン。1974年にジェラール・グリブランが経営に当たるようになってから著しく品質が向上し、高い評価を受けるようになった。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の発酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるとこらが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド・フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。樹齢30年のカベルネ・ソーヴィニヨン主体でボリューム感とフィネスが高次元で調和し、美しい熟成を魅せつける。
Châteauneuf du Pape 2006 D.de la Janasse (Côte du Rhone) \1,800
シャトーヌフ デュ パプ ドメーヌ ド ラ ジャナス
1973年より元詰めを始め、父親のエメ ・サボン氏と息子のクリストフ・サボンの2人が、手を携えて評価を挙げ てきました。所有するシャトー・ヌフの畑は15の区画に分断されていて、あらゆる土 壌にまたがっており、それぞれの畑の管理は困難を極めるが、これ こそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしている。グルナッシュ を主体とし、最も純粋な、威厳を感じるほどの味わいがありな がら、否定しようのないほど優美で口当たりのよい、上品なワインへと 仕上がっている。R.P★★★★★、93
Vosne Romanée 1er Cru Les Chaumes 2002 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) \2,200
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年に現在の基幹アイテムのメタイヤージュを始め、ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。ショームの区画は1級畑マルコンソールの南に位置し部分的にラ・ターシュとも隣接する名醸畑。樹齢も40年以上という古木から生まれるピノ・ノワールは華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。2007年にメタイヤージュ契約が終了した為にそれ以降のヴィンテージは生産されていない。

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/18~
5月18日(金)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。
価格は全て税込です。1グラス120mlです。

Champagne
Blanc de Blancs Brut NV Diebolt-Vallois (Cramant) \1,250
ブラン ド ブラン ブリュット ディエボル ヴァロワ
パーカー4つ星生産者でゴーミヨ誌のプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともある家族経営の小規模R.Mシャンパーニュ。たった5つしかないシャルドネの100%グランクリュの一つ、クラマン村の一番太陽の恩恵を受ける南向きの斜面からもたされる豊かな果実味と柔らかさ、洗練されたミネラル感が特徴的なクラマンのテロワールの特徴を見事に表現しています。エレガントな酸と優しい果実味の甘さがアフターまで崩れることなく美しく長く続く。
La Loge Blanc de Noirs a Sillery NV François Scondé (Sillery) \1,550
ラ ロジェ ブラン ド ノワール ア シルリー フランソワ スコンデ
1976年創業、栄光のシルリーを復活させ、そのテロワールを表現する唯一のR.M。醸造はいたって伝統的なものであるが、圧搾においては最新の空気圧搾機を利用してピュアな搾汁を確保している。畑作業を重視する他のR.Mと同様、最終的に瓶内に残る糖度は6g(多い年で8gまで)と実に少ない。ほのかな甘みすら感じることがあるあるが、これはリキュールでなく質の良い葡萄に起因している。マロラクティック発酵は全てのキュヴェで行い、ヴァン・ド・レゼルヴは30%用いる。グラン・クリュ、シルリーのテロワールを存分に表現しながら、ミネラル、酸、果実味等の各要素が精緻に絡み合い、完全なる調和とフィネスを讃えた逸品。
Cuvée #735 NV Jacquesson (Dizy) \1,800
キュヴェ 735 ジャクソン
1798年創業の最も古い家族経営の名門メゾンの一つで、ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話や、かのジョセフ・クリュッグが、創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後、自身のメゾンを設立したという歴史もあるほど。栽培はリュット・レゾネで、葡萄の根が十分ミネラル分を吸収できるように土壌の手入れは怠らない。醸造においては、現在では珍しい旧式の垂直プレス機を使用し、より繊細でクリアな果汁を得る為に丁寧に圧搾。自社シャンパーニュの為に使用するマストは一番搾りのみ。ソムリエ達が選ぶ『世界NO.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド』において、NO.1メゾンの座を射止めて以来、『ゴー・ミヨ』2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けている。

White Wines
Valençay 2010 Le Claux Derome (Centre Nivernais/Loire) \800
ヴァランセ ル クロー ドローム
メヌトゥ・サロンのラ・トゥール・サンマルタンのオーナー、マンシャン夫妻が2004年からはヴァランセで始めたドメーヌ。2004年にワインでもAOC昇格を果たしたフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンである。上層が砂利に覆われた粘土とシレックス土壌の畑は、大雑把にいうとヴーヴレイとサンセールの間に位置しており、エレガントなソーヴィニョン・ブランが生まれる。レモンやオレンジなどの黄色い柑橘類や黄桃などのよく熟した果実の中に、青いハーブが爽やかに香る。クリアで柔らかな果実味がしっかりとした酸を包み込み、フレッシュさとボリューム感のバランスが非常に良い。土壌由来のミネラルもぎっしりと詰まっているが、細かにちりばめられた印象である。華やかな余韻には心地よいホロ苦さも。
Scheurebe Q.b.A. Trocken Kaspar's 88 2010 Schloss Sommerhausen (Franken/Germany) \850
ショイレーべ Q.b.A. トロッケン キャスパーズ 88 シュロス ゾンマーハウゼン
1435年創設で、最も古い畑は1114年まで遡るドイツ、フランケン地方屈指のワイナリー。1551年以来シュタイマン家によって運営されており、現当主、15代目のマルティン・シュタイマン氏はフランケンで3本の指に入る醸造家としても注目されている。100%銘醸畑「シュタインバッハ」から産出されるショイレーべ(リースリングとシルヴァーナの交配品種)はフローラルな芳香とピンクグレープフルーツのような優しい酸が爽やかで、それでいて緊密な構造を持つ滑らかな液体、長く、心地良く続く余韻。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Saint Chinian Vieille Vignes 2004 D.des Terres Falmet (Lunguedog) \850
サン シニアン ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ デ テール ファルメ
ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得の若きエース。グルナッシュ70%、カリニャン30%(樹齢80年)。この2品種をブレンドしてから、セガン・モローとタランソーの特別なオーク樽(古樽含む)で3年間熟成。100%ウイヤージュ(目減りした分のワインを補充すること)をしないので、3 年間空気に触れつつ熟成することになる。これは繊細かつとてもリスクの高い作業なので、やる人はいない。偉大なワインだけがこのような熟成に耐えることができ、卓越したものとなる。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。
Savigny Les Beaune 1er Cru Les Lavières 2004 D.Chandon de Briailles (1er Cru,Côte de Beaune) \1,000
サヴィニー レ ボーヌ プルミエ クリュ レ ラヴィエール ドメーヌ シャンドン ド ブリアイユ
1834 年設立という歴史あるドメーヌであり、コート・ド・ボーヌ北部の最良のテロワールの畑を所有。醸造は古き伝統に基づき、除梗せずに全房発酵させ、マロラクティック発酵が終わるまでは亜硫酸の添加をせず、樽熟成は古樽にこだわる。ブドウ栽培は1994 年から完全有機栽培に移行、2005 年にはビオディナミに転換。一級畑レ・ラヴィエールは平たくて大きいラヴと呼ばれる石に因んでいる。畑には石灰岩がごろごろしている。繊細な味わいでイチゴのような香りがする、大変魅力的なピノ・ノワール。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
18 meses 2009 Juan Gil (Jumilla/Spain) \1,200
ディエシオチョ メセス ファン ヒル
スペイン最高峰ワイン「エル ニド」のオーナー、ミゲル ヒルがフミーリャのテロワールとモナストレルの魅力を余すことなく伝える為に立ち上げたボデガ ファン ヒルの限定スペシャル・キュヴェ。12Hl/1Haという超低収量の齢55年の古樹のモナストレルを中心にカベルネ、シラーをブレンドし、フレンチ・アメリカンオークのバリックで18カ月もの間熟成させてから瓶詰めされる。ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。
Norace 2005 Feudi della Medusa (Sardegna/Italy) \1,350
ノラーチェ フェウディ デッラ メデューサ
1996年南イタリアの楽園サルディーニャ島に植樹されて間もないが、数々の賞を総なめにし、鮮烈なデビューを果たしたスーパー サルディーニャ。テロワールに合わせた品種選定、低収量、小さなバスケットによる収穫など、丁寧に栽培、収穫された葡萄を最新の醸造設備で醸造。南イタリアの土着品種カンノーナウ(グルナッシュ)と国際品種(カベルネソーヴィニヨン、シラー)を絶妙にブレンドし厚みがある果実味とミネラル、引き締まった酸が絶妙のハーモニーを奏でる。ベルベットのような舌触りでスルッと心まで潤してくれる味わい。
Gevrey Chambertin Ostrea 2006 D.Jean Louis Trapet (Côte de Nuits) \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オストレア ドメーヌ ジャン ルイ トラぺ
ジュヴレの名門トラぺ家、「安寧、静謐、平和を求める」という思想のもとに98年からビオディナミに転換。重要文化財クラスの飛び抜けたポテンシャルを持つ畑と評されるオストレアから、率直なアロマと構造が印象に残るスタイルのワインが造られており、大げさになることのない、偉大な精確さが味わいに表われている。
Château De Fiuzal 1996 (Pessac Leognan) \1,700
シャトー ド ヒューザル
ボルドーのグラーヴ地区の格付けワイン。1974年にジェラール・グリブランが経営に当たるようになってから著しく品質が向上し、高い評価を受けるようになった。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の発酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるとこらが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド・フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。樹齢30年のカベルネ・ソーヴィニヨン主体でボリューム感とフィネスが高次元で調和し、美しい熟成を魅せつける。
Châteauneuf du Pape 2006 D.de la Janasse (Côte du Rhone) \1,800
シャトーヌフ デュ パプ ドメーヌ ド ラ ジャナス
1973年より元詰めを始め、父親のエメ ・サボン氏と息子のクリストフ・サボンの2人が、手を携えて評価を挙げ てきました。所有するシャトー・ヌフの畑は15の区画に分断されていて、あらゆる土 壌にまたがっており、それぞれの畑の管理は困難を極めるが、これ こそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしている。グルナッシュ を主体とし、最も純粋な、威厳を感じるほどの味わいがありな がら、否定しようのないほど優美で口当たりのよい、上品なワインへと 仕上がっている。R.P★★★★★、93
Vosne Romanée 1er Cru Les Chaumes 2002 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) \2,200
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年に現在の基幹アイテムのメタイヤージュを始め、ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。ショームの区画は1級畑マルコンソールの南に位置し部分的にラ・ターシュとも隣接する名醸畑。樹齢も40年以上という古木から生まれるピノ・ノワールは華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。2007年にメタイヤージュ契約が終了した為にそれ以降のヴィンテージは生産されていない。

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/14~
5月14日(月)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。価格は全て税込表記です。

Champagne
Grand Cru Ambonnay Cuvée des Crayères NV Eric Rodez (Ambonnay) 120ml/ \1,300
グラン クリュ アンボネイ キュヴェ デ クレイエール エリック ロデズ
モンターニュ・ド・ランス最高峰の村として、ブジー村と名声を分け合うアンボネイ村の巨星がロデス。テロワールにあわせて改植を進めたり、リュット・レゾネを採用したりと、実に手間のかかる畑での仕事から産まれたピノノワール50%、シャルドネ50%を使用し、24~26ヶ月瓶熟。名門クリュッグでのチーフエロノジストとしての経験を活かしたアッサンブラージュと樽使いの技術は超一流。ベーシック・キュヴェとしては破格量である40~45%のヴァン・ド・レゼルブが用いられるキュヴェ。
Blanc de Blancs Grand Cru Réserve NV Pierre Peters (Le Mesnil-sur-Oger) 120ml/ \1,500
ブラン ド ブラン グラン クリュ レゼルヴ ピエール ペテルス
1840年ごろ創設、1947年に今のブランド名となるR.M。ル・メニル・シュール・オジェを中心にコート・デ・ブランのグラン・クリュでリュット・レゾネで栽培されたシャルドネのみをステンレスタンクで発酵を行い、シュール・リーの状態で定期的にアエレーションを行い6ヶ月間熟成。マロラクティク発酵は完全に行い、9ヴィンテージの古酒をソレラ方式でストックしたドメーヌ秘蔵のリザーヴワインを3割弱ブレンドして36カ月とスタンダード・キュヴェとしては異例の長期間瓶内二次発酵を行う。強靭なミネラルに極めて精緻にからみあった複雑味のある厚い果実味をもち、なおかつ伸びやかな酸とフレッシュ感も兼ね備えた精妙なバランス、心地良く続くアフター。メニルのポテンシャルを感じさせてくれる逸品。リチャード・ユリーン氏曰く「ステンレスタンクで造り上げたモンラッシェ」デュセール・ジェルベ★★★★★、R.P★★★★★
Cuvée #735 NV Jacquesson (Dizy) 120ml/ \1,800
キュヴェ 735 ジャクソン

1798年創業の最も古い家族経営の名門メゾンの一つで、ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話や、かのジョセフ・クリュッグが、創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後、自身のメゾンを設立したという歴史もあるほど。栽培はリュット・レゾネで、葡萄の根が十分ミネラル分を吸収できるように土壌の手入れは怠らない。醸造においては、現在では珍しい旧式の垂直プレス機を使用し、より繊細でクリアな果汁を得る為に丁寧に圧搾。自社シャンパーニュの為に使用するマストは一番搾りのみ。ソムリエ達が選ぶ『世界NO.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド』において、NO.1メゾンの座を射止めて以来、『ゴー・ミヨ』2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けている。

White Wines
Valençay 2010 Le Claux Derome (Centre Nivernais/Loire) 120ml/ \800
ヴァランセ ル クロー ドローム
メヌトゥ・サロンのラ・トゥール・サンマルタンのオーナー、マンシャン夫妻が2004年からはヴァランセで始めたドメーヌ。2004年にワインでもAOC昇格を果たしたフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンである。上層が砂利に覆われた粘土とシレックス土壌の畑は、大雑把にいうとヴーヴレイとサンセールの間に位置しており、エレガントなソーヴィニョン・ブランが生まれる。レモンやオレンジなどの黄色い柑橘類や黄桃などのよく熟した果実の中に、青いハーブが爽やかに香る。クリアで柔らかな果実味がしっかりとした酸を包み込み、フレッシュさとボリューム感のバランスが非常に良い。土壌由来のミネラルもぎっしりと詰まっているが、細かにちりばめられた印象である。華やかな余韻には心地よいホロ苦さも。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) 120ml/ \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) 120ml/ \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) 120ml/ \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) 120ml/ \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) 120ml/ \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) 120ml/ \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus 2006 Louis Jadot (Bourgogne) 120ml/ \900
ブルゴーニュ ピノ ノワール ソンジュ ド バッカス ルイ ジャド
1859年創立のフランス・ブルゴーニュの名門ルイ・ジャド社の150周年の後継で日本限定キュヴェ。酒の神バッカスの夢という名の表すようにACブルゴーニュのピノ・ノワール半分にヴィラージュ、プルミエ・クリュからのピノ・ノワールが半分加わるスーパー・ブルゴーニュ。2006年は、マランジェ、サントネイ、モンテリ、オーセイ・デュレス、ペルナン・ベルジュレス、ショレ・レ・ボーヌを骨格とし、ボーヌとサヴィニ・レ・ボーヌのプルミエクリュのピノ・ノワールが加えられ、生き生きとして、チェリーやラズベリー、花やスパイスを想わせる、複雑な香りをもっている。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) 120ml/ \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
Norace 2005 Feudi della Medusa (Sardegna/Italy) 120ml/ \1,350
ノラーチェ フェウディ デッラ メデューサ
1996年南イタリアの楽園サルディーニャ島に植樹されて間もないが、数々の賞を総なめにし、鮮烈なデビューを果たしたスーパー サルディーニャ。テロワールに合わせた品種選定、低収量、小さなバスケットによる収穫など、丁寧に栽培、収穫された葡萄を最新の醸造設備で醸造。南イタリアの土着品種カンノーナウ(グルナッシュ)と国際品種(カベルネソーヴィニヨン、シラー)を絶妙にブレンドし厚みがある果実味とミネラル、引き締まった酸が絶妙のハーモニーを奏でる。ベルベットのような舌触りでスルッと心まで潤してくれる味わい。
Gevrey Chambertin Ostrea 2006 D.Jean Louis Trapet (Côte de Nuits) 120ml/ \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オストレア ドメーヌ ジャン ルイ トラぺ
ジュヴレの名門トラぺ家、「安寧、静謐、平和を求める」という思想のもとに98年からビオディナミに転換。重要文化財クラスの飛び抜けたポテンシャルを持つ畑と評されるオストレアから、率直なアロマと構造が印象に残るスタイルのワインが造られており、大げさになることのない、偉大な精確さが味わいに表われている。
Château Sociando Mallet 1997 (Haut Medoc) 120ml/ \1,700
シャトー ソシアンド マレ
妥協の無いワイン造りで評論家たちから格付けワインに比肩する存在と評されるシャトー。厳しい評価で知られるレ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)は5大シャトーに次ぐ★★(ダブルスター)評価をし、「この25年でメドックのクリュ・ブルジョワの中で最も名高いものとなり、格付け3級の候補にまで挙げている。素晴らしいアロマ、力強さ、濃厚さ、よく溶け込んだ樽香、2世代に及ぶ長い熟成が可能だというようなグラン・ヴァンをセレクションできるまでになっている」と激賞し、この1997年で8点/10点獲得!ゴーミヨ誌は5つ星評価をし、この'97年で90点の高評価。ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、多くの格付けワインと優に肩を並べることができ、フランスのワイン通の間で評判が高まっている。その大半がフランス国内で買われていることからもすでに証明済である」と絶賛し、この1997年に90点の高評価。
Châteauneuf du Pape 2006 D.de la Janasse (Côte du Rhone) 120ml/ \1,800
シャトーヌフ デュ パプ ドメーヌ ド ラ ジャナス
1973年より元詰めを始め、父親のエメ ・サボン氏と息子のクリストフ・サボンの2人が、手を携えて評価を挙げ てきました。所有するシャトー・ヌフの畑は15の区画に分断されていて、あらゆる土 壌にまたがっており、それぞれの畑の管理は困難を極めるが、これ こそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしている。グルナッシュ を主体とし、最も純粋な、威厳を感じるほどの味わいがありな がら、否定しようのないほど優美で口当たりのよい、上品なワインへと 仕上がっている。R.P★★★★★、93
Vosne Romanée 1er Cru Les Chaumes 2002 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) 120ml/ \2,200
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年に現在の基幹アイテムのメタイヤージュを始め、ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。ショームの区画は1級畑マルコンソールの南に位置し部分的にラ・ターシュとも隣接する名醸畑。樹齢も40年以上という古木から生まれるピノ・ノワールは華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。2007年にメタイヤージュ契約が終了した為にそれ以降のヴィンテージは生産されていない。

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/5~
5月5日(土)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。価格は全て税込表記です。

Champagne
Brut Réserve NV Bérêche & Fils (Caron de Ludes) 120ml/ \1,250
ブリュット レゼルヴ ベレッシュ エ フィス
1847年から続く家族経営のドメーヌ。ランスの南に位置するCraon de Ludesというモンターニュ・ド・ランスでも最も標高の高い地域にある小さな村を拠点に精力的にシャンパーニュを作り続けている。若き情熱ある当主ラファエルの指揮の下、2004年からはすべての畑をビオロジックに移行し、2007年からは試験的に1haの畑でビオディナミを実践している。スタンダードのブリュット・レゼルヴは9.5g/Lとドサージュの量が多いリザーブワインを30%ブレンドしPN20%、PM25%、CH25%マロラクティック発酵を行わず、24~36ヶ月瓶熟成。きれいな酸が残っている、アフターに残る苦味が更にフレッシュ感をもちあげている。
Blanc de Blancs Grand Cru Réserve NV Pierre Peters (Le Mesnil-sur-Oger) 120ml/ \1,500
ブラン ド ブラン グラン クリュ レゼルヴ ピエール ペテルス
1840年ごろ創設、1947年に今のブランド名となるR.M。ル・メニル・シュール・オジェを中心にコート・デ・ブランのグラン・クリュでリュット・レゾネで栽培されたシャルドネのみをステンレスタンクで発酵を行い、シュール・リーの状態で定期的にアエレーションを行い6ヶ月間熟成。マロラクティク発酵は完全に行い、9ヴィンテージの古酒をソレラ方式でストックしたドメーヌ秘蔵のリザーヴワインを3割弱ブレンドして36カ月とスタンダード・キュヴェとしては異例の長期間瓶内二次発酵を行う。強靭なミネラルに極めて精緻にからみあった複雑味のある厚い果実味をもち、なおかつ伸びやかな酸とフレッシュ感も兼ね備えた精妙なバランス、心地良く続くアフター。メニルのポテンシャルを感じさせてくれる逸品。リチャード・ユリーン氏曰く「ステンレスタンクで造り上げたモンラッシェ」デュセール・ジェルベ★★★★★、R.P★★★★★
Brut Tradition Grand Cru NV Egly Ouriet (Ambonnay) 120ml/ \1,950
ブリュット トラディション グラン クリュ エグリ ウーリエ
1930年、ピノ ノワールの聖地アンボネイで創業。1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3~4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネィのテロワールを最大限に引き出す完全主義的なスタイルを確立。R.P91

White Wines
Valençay 2010 Le Claux Derome (Centre Nivernais/Loire) 120ml/ \800
ヴァランセ ル クロー ドローム
メヌトゥ・サロンのラ・トゥール・サンマルタンのオーナー、マンシャン夫妻が2004年からはヴァランセで始めたドメーヌ。2004年にワインでもAOC昇格を果たしたフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンである。上層が砂利に覆われた粘土とシレックス土壌の畑は、大雑把にいうとヴーヴレイとサンセールの間に位置しており、エレガントなソーヴィニョン・ブランが生まれる。レモンやオレンジなどの黄色い柑橘類や黄桃などのよく熟した果実の中に、青いハーブが爽やかに香る。クリアで柔らかな果実味がしっかりとした酸を包み込み、フレッシュさとボリューム感のバランスが非常に良い。土壌由来のミネラルもぎっしりと詰まっているが、細かにちりばめられた印象である。華やかな余韻には心地よいホロ苦さも。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) 120ml/ \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) 120ml/ \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) 120ml/ \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) 120ml/ \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) 120ml/ \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) 120ml/ \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Saint Chinian Vieille Vignes 2004 D.des Terres Falmet (Lunguedog) 120ml/ \850
サン シニアン ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ デ テール ファルメ
ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得の若きエース。グルナッシュ70%、カリニャン30%(樹齢80年)。この2品種をブレンドしてから、セガン・モローとタランソーの特別なオーク樽(古樽含む)で3年間熟成。100%ウイヤージュ(目減りした分のワインを補充すること)をしないので、3 年間空気に触れつつ熟成することになる。これは繊細かつとてもリスクの高い作業なので、やる人はいない。偉大なワインだけがこのような熟成に耐えることができ、卓越したものとなる。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) 120ml/ \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
Norace 2005 Feudi della Medusa (Sardegna/Italy) 120ml/ \1,350
ノラーチェ フェウディ デッラ メデューサ
1996年南イタリアの楽園サルディーニャ島に植樹されて間もないが、数々の賞を総なめにし、鮮烈なデビューを果たしたスーパー サルディーニャ。テロワールに合わせた品種選定、低収量、小さなバスケットによる収穫など、丁寧に栽培、収穫された葡萄を最新の醸造設備で醸造。南イタリアの土着品種カンノーナウ(グルナッシュ)と国際品種(カベルネソーヴィニヨン、シラー)を絶妙にブレンドし厚みがある果実味とミネラル、引き締まった酸が絶妙のハーモニーを奏でる。ベルベットのような舌触りでスルッと心まで潤してくれる味わい。
Gevrey Chambertin Aux Echezeaux 2002 D.Edouard Bryczek (Côte de Nuits) 120ml/ \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オー シェゾー ドメーヌ エドワード ブリチェック
ポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏が1953年に創設したドメーヌ。特級マゾワイエールとモレ1級シャルムに挟まれた絶好の区画で有機栽培によって収穫された極上のピノ・ノワールを天然酵母のみで発酵させ、18ヶ月間の樽熟成のうち、はじめの6ヶ月は新樽(女性的で優しいアリエ産と風味の穏やかなニエーヴル産を50%ずつ使用)を用い、7ヶ月目に3年目の樽に移し樽熟成を継続。樽熟期間中、2回の澱引きを経て、無濾過のまま瓶詰めすることにより、非常に凝縮感のある果実味とリッチで香ばしいオーク香』と表現される、極めて滑らかな舌触りと、口中で果実が爆発するような凝縮感という矛盾する味わいを同時に堪能できる。
Château Sociando Mallet 1997 (Haut Medoc) 120ml/ \1,700
シャトー ソシアンド マレ
妥協の無いワイン造りで評論家たちから格付けワインに比肩する存在と評されるシャトー。厳しい評価で知られるレ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)は5大シャトーに次ぐ★★(ダブルスター)評価をし、「この25年でメドックのクリュ・ブルジョワの中で最も名高いものとなり、格付け3級の候補にまで挙げている。素晴らしいアロマ、力強さ、濃厚さ、よく溶け込んだ樽香、2世代に及ぶ長い熟成が可能だというようなグラン・ヴァンをセレクションできるまでになっている」と激賞し、この1997年で8点/10点獲得!ゴーミヨ誌は5つ星評価をし、この'97年で90点の高評価。ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、多くの格付けワインと優に肩を並べることができ、フランスのワイン通の間で評判が高まっている。その大半がフランス国内で買われていることからもすでに証明済である」と絶賛し、この1997年に90点の高評価。
Numanthia 2007 B.Numanthia Termes (Toro/Spain) 120ml/ \1,700
ヌマンシア ボテガ ヌマンシア テルメス
1t/エーカーという少ない収量で栽培されたプレフィロキセラの樹齢70~100年のティンタ・デ・トロより造られている。マロラクティック醗酵後、新フレンチオークで19ヶ月熟成され清澄、ろ過はされず瓶詰めがされており、その色合いはまるでグラスをコーティングするような紫。ミネラル、鉛筆の芯、野生のブルーベリーブラックベリーのリキュールの素晴らしい香りがグラスからうなる様に立ち上る。コクがありフルボディーで、スパイシーな黒色系果実の層が非常に複雑な味わい。巨大なパワーとよく熟したタンニンがよく隠れており非常にはっきりとした余韻が1分以上にわたり感じられる。P.P94+、W.S92、IWC92と評論家の評価も非常に高い。
Nuits Saint Georges 1er Cru Prulier 2004 D.Louis Boillot&Fils (1er Cru,Côte de Nuits) 120ml/ \1,900
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ プリュリエール ドメーヌ ルイ ボワイヨ エ フィス
伝統あるボワイヨ一族の一員で2002年に独立。テロワールの表現に重点を置き、抽出に傾かない果実本来の美しさを大切にしたワイン造りは、新世代のブルゴーニュ・ワインの基軸を打ち立てた。年々評価を上げ、近年では、クライヴ・コーツ氏により出版された『ザ・ワイン・オブ・バーガンディ』にて、ロベール・グロフィエ、ユベール・リニエ、クリストフ・ペロミノ等輝かしいスター生産者に並んで1ツ星を獲得した他、世界のワイン情報が集められた『ワイン・レポート2009』において、コーツ氏が選ぶ「最も進化の早い10の生産者」の第一位に輝く。一級畑プリュリエールはニュイ・サン・ジョルジュで随一のレ・サン・ジョルジュに匹敵する傑出した畑。樹齢80年の古樹。エレガントでナチュラルなスパイス香とフルーツの芳香。緊張感と伸びのある美しい酸を中心に、黒果実を思わせる強いテクスチャーを持ち、ミネラルが豊富で柔らかく深みのある味わいが驚くほどのまとまりを見せる。強いが上品なタンニンは心地よく、古樹ならではの味のふくらみや広がりが素晴らしい。

Category: Bar Bambi (お仕事)
Bar Bambi グラス・ワイン 5/2~
5月2日(火)からのバー・バンビのグラス・ワインは以下のセレクションです。価格は全て税込表記です。

Champagne
Brut Réserve NV Bérêche & Fils (Caron de Ludes) 120ml/ \1,250
ブリュット レゼルヴ ベレッシュ エ フィス
1847年から続く家族経営のドメーヌ。ランスの南に位置するCraon de Ludesというモンターニュ・ド・ランスでも最も標高の高い地域にある小さな村を拠点に精力的にシャンパーニュを作り続けている。若き情熱ある当主ラファエルの指揮の下、2004年からはすべての畑をビオロジックに移行し、2007年からは試験的に1haの畑でビオディナミを実践している。スタンダードのブリュット・レゼルヴは9.5g/Lとドサージュの量が多いリザーブワインを30%ブレンドしPN20%、PM25%、CH25%マロラクティック発酵を行わず、24~36ヶ月瓶熟成。きれいな酸が残っている、アフターに残る苦味が更にフレッシュ感をもちあげている。
Blanc de Blancs Grand Cru Réserve NV Pierre Peters (Le Mesnil-sur-Oger) 120ml/ \1,500
ブラン ド ブラン グラン クリュ レゼルヴ ピエール ペテルス
1840年ごろ創設、1947年に今のブランド名となるR.M。ル・メニル・シュール・オジェを中心にコート・デ・ブランのグラン・クリュでリュット・レゾネで栽培されたシャルドネのみをステンレスタンクで発酵を行い、シュール・リーの状態で定期的にアエレーションを行い6ヶ月間熟成。マロラクティク発酵は完全に行い、9ヴィンテージの古酒をソレラ方式でストックしたドメーヌ秘蔵のリザーヴワインを3割弱ブレンドして36カ月とスタンダード・キュヴェとしては異例の長期間瓶内二次発酵を行う。強靭なミネラルに極めて精緻にからみあった複雑味のある厚い果実味をもち、なおかつ伸びやかな酸とフレッシュ感も兼ね備えた精妙なバランス、心地良く続くアフター。メニルのポテンシャルを感じさせてくれる逸品。リチャード・ユリーン氏曰く「ステンレスタンクで造り上げたモンラッシェ」デュセール・ジェルベ★★★★★、R.P★★★★★
Cuvée #735 NV Jacquesson (Dizy) 120ml/ \1,800
キュヴェ 735 ジャクソン
1798年創業の最も古い家族経営の名門メゾンの一つで、ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話や、かのジョセフ・クリュッグが、創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後、自身のメゾンを設立したという歴史もあるほど。栽培はリュット・レゾネで、葡萄の根が十分ミネラル分を吸収できるように土壌の手入れは怠らない。醸造においては、現在では珍しい旧式の垂直プレス機を使用し、より繊細でクリアな果汁を得る為に丁寧に圧搾。自社シャンパーニュの為に使用するマストは一番搾りのみ。ソムリエ達が選ぶ『世界NO.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド』において、NO.1メゾンの座を射止めて以来、『ゴー・ミヨ』2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けている。

White Wines
Valençay 2010 Le Claux Derome (Centre Nivernais/Loire) 120ml/ \800
ヴァランセ ル クロー ドローム
メヌトゥ・サロンのラ・トゥール・サンマルタンのオーナー、マンシャン夫妻が2004年からはヴァランセで始めたドメーヌ。2004年にワインでもAOC昇格を果たしたフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンである。上層が砂利に覆われた粘土とシレックス土壌の畑は、大雑把にいうとヴーヴレイとサンセールの間に位置しており、エレガントなソーヴィニョン・ブランが生まれる。レモンやオレンジなどの黄色い柑橘類や黄桃などのよく熟した果実の中に、青いハーブが爽やかに香る。クリアで柔らかな果実味がしっかりとした酸を包み込み、フレッシュさとボリューム感のバランスが非常に良い。土壌由来のミネラルもぎっしりと詰まっているが、細かにちりばめられた印象である。華やかな余韻には心地よいホロ苦さも。
Riesling Zellenberg 2008 D.Marc Tempé (Alsace) 120ml/ \950
リースリング ツェレンベルグ ドメーヌ マルク テンぺ
ゴーミヨー4ツ星生産者M・テンペの基幹アイテム、リースリング。ツェレンベルグの畑は標高220m、粘土石灰質をベースに花崗岩や黄色みがかった細かい石灰の混じる多様性のある土壌。糖度が充分にのり理想的に完熟する9月に収穫されます。「健全なブドウを造り、テロワールの個性を最大限引き出す」というテンペの思想を具現化する為に96年からは完全にビオディナミに転換。フレッシュな柑橘系と熟したりんごのニュアンスが入り混じる高貴な香り。たっぷりのミネラルが体に染み込むやさしい味わい。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) 120ml/ \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Estate Rauenthal Riesling Q.b.A. Trocken 2008 Georg Breuer (Rheingau/Germany) 120ml/ \1,100
エステート ラウエンタール リースリング Q.b.A. トロッケン  ゲオルグ ブロイヤー
元はネゴシアンだったブロイヤー家が醸造所として元詰めを開始したのが1970年代。前当主ベルンハルト・ブロイヤー氏は妥協することなく理想のワインを追い求め、ドイツのワイン生産者協会や組合から脱退し孤高の道を突き進んだ。2004年に惜しくもその短すぎる生涯を終えることとなったが、彼の悲願であった「ドイツワインの再興」は後継者たちによって今着実に結実している。環境保護にも精力的で単一品種栽培からの脱皮、有機肥料の使用、極端な収量制限、畑の一部でビオディナミ法の採用など、すべて100年先にもぶどうが栽培できるように実践されている。この村名リースリングは輝く黄金色。心地よい柑橘系の香りが濃く、熟した感じがあるボディは厚く、凝縮感のある果実味を上質なミネラルと伸びやかな酸が支え、どこまでも続く余韻は美しく心地よい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Touraine/Loire) 120ml/ \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Sancerre La Bourgeoise 2008 Henri Bourgeois (Centre Nivernais/ Loire) 120ml/ \1,300
サンセール ラ ブルジョワーズ アンリ ブルジョワ
サンセールで10世代続く名門中の名門。テロワールを素直に反映した、ミネラル感溢れる辛口白ワインとして定評がある。ゴーミヨ誌4つ星、ル・クラスマン星付注目、ワインスペクテーター誌最高評価。樹齢50年以上の(超古木に区画名を冠した)シレックス(火打ち石)土壌からのソーヴィニヨン・ブラン100%を低収量、醗酵はステンレスタンクと古樽でほぼ半々。新樽比率30%(残りは1年30%、2年30%)バリックで11ヶ月のシュール・リー。豊かな果実味にスモーキーなミネラルの風味、キリッと締まったきれいな酸味にソーヴィニヨンらしい華の香りが支配的で非常に複雑味もある綺麗な味わい。
Meursault 1er Cru Genevrières 2008 D.Latour Giraud (Côte de Beaune) 120ml/ \1,800
ムルソー プルミエ クリュ ジュヌヴリエール ドメーヌ ラトゥール ジロー
ムルソー一級畑の中でも世界的に称賛されている畑の一つジュヌヴリエール最大の所有者で、2.5ヘクタール所有。丸々として深淵、スムーズ、エレガントなフィネスと絹のような滑らかさがありバランスが取れている。ヘーゼルナッツ、ハチミツの香りがあり、ムルソーの神髄を感じさせる。絹のように滑らかな余韻、複雑さがあり甘美な味わい。I.W.C91

Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) 120ml/ \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。

Red Wines
Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus 2006 Louis Jadot (Bourgogne) 120ml/ \900
ブルゴーニュ ピノ ノワール ソンジュ ド バッカス ルイ ジャド
1859年創立のフランス・ブルゴーニュの名門ルイ・ジャド社の150周年の後継で日本限定キュヴェ。酒の神バッカスの夢という名の表すようにACブルゴーニュのピノ・ノワール半分にヴィラージュ、プルミエ・クリュからのピノ・ノワールが半分加わるスーパー・ブルゴーニュ。2006年は、マランジェ、サントネイ、モンテリ、オーセイ・デュレス、ペルナン・ベルジュレス、ショレ・レ・ボーヌを骨格とし、ボーヌとサヴィニ・レ・ボーヌのプルミエクリュのピノ・ノワールが加えられ、生き生きとして、チェリーやラズベリー、花やスパイスを想わせる、複雑な香りをもっている。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) 120ml/ \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
Norace 2005 Feudi della Medusa (Sardegna/Italy) 120ml/ \1,350
ノラーチェ フェウディ デッラ メデューサ
1996年南イタリアの楽園サルディーニャ島に植樹されて間もないが、数々の賞を総なめにし、鮮烈なデビューを果たしたスーパー サルディーニャ。テロワールに合わせた品種選定、低収量、小さなバスケットによる収穫など、丁寧に栽培、収穫された葡萄を最新の醸造設備で醸造。南イタリアの土着品種カンノーナウ(グルナッシュ)と国際品種(カベルネソーヴィニヨン、シラー)を絶妙にブレンドし厚みがある果実味とミネラル、引き締まった酸が絶妙のハーモニーを奏でる。ベルベットのような舌触りでスルッと心まで潤してくれる味わい。
Gevrey Chambertin Aux Echezeaux 2002 D.Edouard Bryczek (Côte de Nuits) 120ml/ \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オー シェゾー ドメーヌ エドワード ブリチェック
ポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏が1953年に創設したドメーヌ。特級マゾワイエールとモレ1級シャルムに挟まれた絶好の区画で有機栽培によって収穫された極上のピノ・ノワールを天然酵母のみで発酵させ、18ヶ月間の樽熟成のうち、はじめの6ヶ月は新樽(女性的で優しいアリエ産と風味の穏やかなニエーヴル産を50%ずつ使用)を用い、7ヶ月目に3年目の樽に移し樽熟成を継続。樽熟期間中、2回の澱引きを経て、無濾過のまま瓶詰めすることにより、非常に凝縮感のある果実味とリッチで香ばしいオーク香』と表現される、極めて滑らかな舌触りと、口中で果実が爆発するような凝縮感という矛盾する味わいを同時に堪能できる。
Numanthia 2007 B.Numanthia Termes (Toro/Spain) 120ml/ \1,700
ヌマンシア ボテガ ヌマンシア テルメス
1t/エーカーという少ない収量で栽培されたプレフィロキセラの樹齢70~100年のティンタ・デ・トロより造られている。マロラクティック醗酵後、新フレンチオークで19ヶ月熟成され清澄、ろ過はされず瓶詰めがされており、その色合いはまるでグラスをコーティングするような紫。ミネラル、鉛筆の芯、野生のブルーベリーブラックベリーのリキュールの素晴らしい香りがグラスからうなる様に立ち上る。コクがありフルボディーで、スパイシーな黒色系果実の層が非常に複雑な味わい。巨大なパワーとよく熟したタンニンがよく隠れており非常にはっきりとした余韻が1分以上にわたり感じられる。P.P94+、W.S92、IWC92と評論家の評価も非常に高い。
Château Batailley 1995 (Cinquièmes Grands Crus Classé,Paillac) 120ml/ \2,000
シャトー バタイエ
1855年メドック格付けで5級に位置づけられるシャトー・バタイエはカステジャ家及びボリー・マヌーの旗艦シャトー。14世紀に勃発した百年戦争の戦闘(Battle)が現在のシャトーの建物とぶどう畑のある場所で展開されたことに由来する。この戦争でシャトー・ラツール周辺を英国から勝ち取った。その数年後、最初の葡萄苗木がこの歴史に名を残した血に染まる土地に植樹されたのである。シャトー・バタイエの庭園は、ナポレオン3世の庭師であったバリエ・テジャン(Barillet-Deschamps)がデザインしたものである。ジロンド川左岸のカベルネ・ソーヴィニヨンにとって最優良年の1つ、95年の引き締まった果実味が熟成を経て華やかで柔らかく丸い液体へと昇華。

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2010年10月吉日より
Bar Bambi
大阪市中央区東心斎橋1-13-7 Flags Bldgs 2F
06-6243-1228
Mon-Sat 18:00-4:00
にて、ディレクター/ソムリエとして勤務しております。

日々勉強中ではございますが、
安いワインを安く売るではなく、
高いワインを高く売るでもなく、
天地人が織りなす、飲むべき価値のあるワイン、
かつプライスパフォーマンスの優れたものを、
自腹で飲みたい良心価格でご紹介しております。ただ飲みたいだけ?

違いが解り、遊び心に溢れた大人に気張らずに愉しんで頂けるよう、
あらゆる引き出しを持った店づくりを行っていきます。

少年の心を持ち続けたコヤジです。
特技は洗練されたオヤジギャグと豊富な経験に基づいた?下ネタです。
体弱いdeath。最近寝ても疲れがとれましぇん。
身長176cm、体重6○kg。育ち盛りです。2012年追記、最近70の大台ラインをせめぎあっております。
几帳面でないA型、水瓶座、孤独好きだけど寂しがりやです。
お酒は洋の東西を問わず大好き、でも独りでは飲みません。
だって涙がでちゃうから・・・。
飲み会大好き、のこのこ出て行きます。
はしゃぎすぎて大切なものを失うこともしばしば。
でも得たものもプライスレス。
ポロクラブ改めモロクラブの一構成員です。
齢30の声を聞いてからは記憶を失うことも増えました。
でも帰巣本能が備わっていることを実感。
大人になんかなりたくな~い。
とも言ってられなくなりつつ・・・。
でも全然成長してなかったりとアンビバレントな感じが意外と心地良いかも。


服は着るのも脱ぐのも脱がすのも大好きです。
90'sは蘊蓄好きのビギン君でブリティッシュからクラシコイタリアの王道ファッションこだわりの物に目覚め
00'sはプローサム、ラフ、カヴァリ、ディオールオム、グッチ、ドルチェ、ヴィトン等のプレタ系に傾倒、散財しましたが
10'sはもうなんでも良いです。デフレ万歳。
そう、人間は生身、もとい中身で勝負。
肉体や肌質が輝きを失い始めてからは補うように原色、アニマル柄、光り物がアイコンとなっております。
大阪のおばちゃんとハイファッションの融合を提案していますが理解者は意外と少ないようです。


腕時計は男の嗜好品。でも、もう欲しがりません。勝つまでは。
とある秋晴れの日に空巣に根こそぎ持っていかれて、あきっすねぇと呟いたのも今では良い思い出、
になるわけないし。


栄光と挫折のあしあと
オイルショックの最中、種を付けられる。
両親から一文字ずつとって義清。最近聞いたが兄が思いつきでつけたらしい。
かわいかった幼少期、しらないおじさんに連れていかれそうになったらしい。
小学生時代、塾をサボってゲーセン通い。人生で一番羽振りが良い時期。
団塊Jr.のお受験ブームで名門中学を入試するも門前払い。
バブルの恩恵を受けることもない中学時代、ホルモンのバランスを崩し太る。
しかも毛が生えるのが人より遅く悩む。
清風高校時代、男子校で女性に縁なし、毎日片思いの女の子と同じ車両に。
これってストーカー?クラスの半分はメガネ。通学ラッシュに揉まれ痩せることに成功。
背も伸びる。人間は揉まれて成長するって本当だよ。だれか揉んだろか?
般若心経をマスター、でも徳健財を兼ね備えた人間には程遠い。まぁ青春だね。
関西学院大学経済学部時代、やっぱミッション系の方がもてるよね。
貧しいながらも自給自足の楽しい独り暮らし。
夏は沖縄、冬はスキー、週末はダンスパーティやBBQみたいな節操のないサークル活動。
世は空前のDISCOブーム。お立ち台で惜しげもなく肌を露出し扇子を振り回すお姉さまに翻弄される。
そのころのお姉さまはサービス精神に溢れていた。良い時代だったなぁ。
酒やいろんなものに溺れてみたりもした。
バイトはバーテンダーが多かったかな。給料貰えずに潰れた会社もあったなぁ・・・。
学生生活謳歌しすぎて気がつけば世は不景気、ライバル多いで就職難。僕たちロストジェネレーションなんです。
就活の敗者モラトリアム期間、資格ブームに乗せられ法律の専学に行くも浅学にて頓挫。
フリーター時代、飲食総合企業オペファクの愉快な仲間たちと遭遇。
大箱のデザイナーレストランで毎日大量にカクテルつくってました。
S趣会が飲食店舗をこっそりやるということで一応白羽の矢が立ち、挑むが
予定調和か実力不足か1年強で閉鎖の憂き目に。
30代前半古巣のオペファクに出戻り。店舗マネージメント、開発などいろいろ学ばせて頂きました。
やっぱり生涯一プレイヤーとしてやっていきたいなぁと思いもあり、円満退職。
アングラな世界も経験して人間に幅ができたかな。
30代後半前期、ボインより好きなワインのスペシャリティになるべく、北新地の老舗ワインバーに飛び込む。
ワインってただ単に酔うためのお酒ではなく、こんなに美しいものだったんだと心酔。
これから先はワインと共に歩き、そして酔う。

わくわくな不惑を目指して切磋琢磨。


こんなデスぺラートな私ではありますが
どうぞよろしっくお願い申し上げます。

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