
Champagne
1er Cru Cumieres Expression Brut NV D.René Geoffroy (Cumieres) half/ \650 120ml/ \1,200
プルミエ クリュ キュミエール エクスプレッシオン ブリュット ドメーヌ ルネ ジョフロワ
アンボネイ村、ブジー村などの特級村に決して負けないピノ・ノワール造り出すキュミエール村で、その歴史を1600年台まで溯れる生粋のシャンプノワ・ファミリー。若き当主、ジャン・バティスト・ジョフロワ氏は、「ドメーヌは、畑での作業が命」と言い切る。「ネゴシアンとは違い、葡萄の栽培に失敗したとしても、他の栽培家から購入できるわけではないから、当然畑での作業にもっとも力が入る。」自然堆肥、天敵虫の活用によって、15年前からほぼオーガニック。カノピー対策も万全で、日照と風通しを十分確保するための葉落しなど、実にきめ細かく畑を管理している。収穫に際しては、熟した葡萄だけを摘み取るために、全ての区画の収穫を1週間おきに3回行うというこだわりよう。キュミエール村のテロワールの特徴は、抜群の日照量。PM50%、PN40%、CH10%、36ヶ月瓶熟。アロマティックな香りを感じさせる、ふくよかで腰のある味わい。
Cuvée #734 NV Jacquesson (Dizy) half/ \950 120ml/ \1,800
キュヴェ 734 ジャクソン
1798年創業の最も古い家族経営の名門メゾンの一つで、ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話や、かのジョセフ・クリュッグが、創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後、自身のメゾンを設立したという歴史もあるほど。栽培はリュット・レゾネで、葡萄の根が十分ミネラル分を吸収できるように土壌の手入れは怠らない。醸造においては、現在では珍しい旧式の垂直プレス機を使用し、より繊細でクリアな果汁を得る為に丁寧に圧搾。自社シャンパーニュの為に使用するマストは一番搾りのみ。ソムリエ達が選ぶ『世界NO.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド』において、NO.1メゾンの座を射止めて以来、『ゴー・ミヨ』2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けている。
White Wines
Re Manfredi Bianco 2010 Terre degli Svevi (Basilicata/Italy) half/ \480 120ml/ \850
レ マンフレディ ビアンコ テッレ デッリ ズヴェーヴィ
エノロゴ、ヌンツィオ・カプルソ氏が率いる南イタリアバジリカータの新星ワイナリーが北イタリアの品種、ミューレル・トゥルガウとトラミネル・アロマティコを寒暖差が大きい丘陵地、火山性の土壌、十分な日照量というテロワールの中で創った意欲作。高貴な白い花、オリエンタルなスパイス、複雑に入り混じる芳香。フルーティでミネラリー。あらゆる要素が味に深みをもたせ、なおかつ整然とまとまっているエレガントで凝縮感もある滑らかな液体。
Menetou Salon Morogue 2010 La Tour Saint Martin (Centre Nivernais, Loire) 70ml/ \580 120ml/ \950
メヌトゥ サロン モローグ ラ トゥール サン マルタン
ロワール地方のメヌトゥ・サロンでも注目のモローグのテロワールを存分に発揮したソーヴィニョン。リッチで複雑な香りは、フレッシュなシトラス系や白い果実、ミネラルを感じさせる。柑橘類を思わせる果実や酸、ミネラルのバランスが非常によく、特に複雑なミネラルとエキゾチックな香りが独特のテロワールを表している。
Chablis Premier Cru Vaillons 2008 Patrick Piuze (Chablis 1er Cru/France) half/ \680 120ml/ \1,250
シャブリ プルミエ クリュ ヴァイヨン パトリック ピウズ
ルフレーヴのシャブリ部門、ヴェルジュ、ジャン・マルク・ブロカールの醸造長を歴任し2008年に自らのメゾンを立ち上げたライジング スター。粘土と火打ち石の含まれ た石灰質土壌の樹齢45年のリュット レゾネで栽培された葡萄をステンレスタンクで発酵、オーク樽で4ヶ月熟成。2008年らしい伸びやかな酸にみずみずしい桃とアプリコットのアロ マ、最後にフルーツとミネラルのニュアンスが感じられるスタイル。年産6,200本と希少。
Vieris Sauvignon 2008 Vie di Romans (Friuri-Venezia Giulia/Italy) half/ \750 120ml/ \1,450
ヴィエリス ソーヴィニヨン ヴィエ ディ ロマンス
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。その惜しみない情熱と努力、愛情で造られるワインは世界中のワイン愛好家を魅了する。このヴィエリス・ソーヴィニョンは、樽熟成によって生まれる複雑で、実に味わい深い仕上がりが魅力。滴る果汁を思わせる甘い香りとハーブのアロマ、クリーミーでリッチな舌触りは重厚な白ワイン。
Meursault 1er Cru Genevrières 2008 D.Latour Giraud (1er Cru,Côte de Beaune/Bourgogne) half/ \1,000 120ml/ \1,900
ムルソー プルミエ クリュ ジュヌヴリエール ドメーヌ ラトゥール ジロー
ムルソー一級畑の中でも世界的に称賛されている畑の一つジュヌヴリエール最大の所有者で、2.5ヘクタール所有。丸々として深淵、スムーズ、エレガントなフィネスと絹のような滑らかさがありバランスが取れている。ヘーゼルナッツ、ハチミツの香りがあり、ムルソーの神髄を感じさせる。絹のように滑らかな余韻、複雑さがあり甘美な味わい。I.W.C91
Dessert Wine
Château Doisy Vedrines 1990 (Deuxième Grand Cru,Sauternes,Bordeaux) half/ \750 120ml/ \1,400
シャトー ドワジ ヴェドリーヌ
グレートヴィンテージの1990年産。21年の熟成を経た、バニラやクリームブリュレ、ハチミツをかけたトロピカルフルーツ、果実味たっぷりの 貴腐ワイン。バルサック2大シャトー、クリマンとクーテのすぐ隣という好立地のグラン・クリュ・クラッセ。W.S94、I.W.C90
Red Wines
Saint Chinian Vieille Vigne 2004 D.des Terres Falmet (Saint Chinian/Lunguedog) half/ \500 120ml/ \900
サン シニアン ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ デ テール ファルメ
ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得の若きエース。樹齢80年のブドウを用い、ウイヤージュなしで熟成した特別な年にしか造られないトップキュヴェ。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。
Château Lanessan 2001 (Haut Medoc/Bordeaux) half/ \550 120ml/ \1,000
シャトー ラネッサン
1793年からシャトー・ピション・バロンやシャトー・パルメの株主でもあった由緒正しいブティエ家によって8代に渡って所有されており、畑はサン・ジュリアンの南側に位置し、グリュオ・ラローズ、ベイシュベル、デュクリュボーカイユなどに近く、良いテロワールに恵まれた良質なカベルネソーヴィニヨンを主体に醸造にはフレンチオーク樽を使用しています。1/3が新樽、1/3が1回使用した樽、1/3が2回使用した樽を使っている。このバランスがラネッサンの特徴である、「複雑性」「エレガンス」「ストラクチャー」を生み出している。R.P87-89
Passopisciaro 2009 Passopisciaro (Citilia/Italy) half/ \650 120ml/ \1,200
パッソピシャーロ パッソピシャーロ
トリノーロの成功の上に安住することのない鬼才アンドレア・フランケッティ氏がそのポテンシャルに心を奪われたシチリア島にそびえ立つエトナ火山の北斜面、標高1,000mを超える冷涼な地。火山灰と、溶岩が風化し粉末化した土壌はミネラルを豊富に含み、そこには樹齢80年という、古木のネレッロ・マスカレーゼが広がる。しっかりと根ざしたブドウ樹は、地中深くから養分を十分に取り込み、シチリアの豊かな日照と、エトナ山頂3,000mから吹き降ろす冷たい風により、ブドウの実はゆっくりと成熟し、豊かなアロマとアントシアニン、酸が育まれる。あらゆる複雑な要素が綺麗に調和したエレガンスな味わいは唯一無二な存在。
Gevrey Chambertin Aux Echezeaux 2002 D.Edouard Bryczek (Côte de Nuits) half/ \850 120ml/ \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オー シェゾー ドメーヌ エドワード ブリチェック
ポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏が1953年に創設したドメーヌ。特級マゾワイエールとモレ1級シャルムに挟まれた絶好の区画で有機栽培によって収穫された極上のピノ・ノワールを天然酵母のみで発酵させ、18ヶ月間の樽熟成のうち、はじめの6ヶ月は新樽(女性的で優しいアリエ産と風味の穏やかなニエーヴル産を50%ずつ使用)を用い、7ヶ月目に3年目の樽に移し樽熟成を継続。樽熟期間中、2回の澱引きを経て、無濾過のまま瓶詰めすることにより、非常に凝縮感のある果実味とリッチで香ばしいオーク香』と表現される、極めて滑らかな舌触りと、口中で果実が爆発するような凝縮感という矛盾する味わいを同時に堪能できる。
Côte Rôtie Le Gallet Blanc 2004 François Villard (Septentrional/Côte du Rhone) half/ \1,000 120ml/ \1,900
コート ロティ ル ギャレ ブラン フランソワ ビラール
もともと料理人でありソムリエでもあったフランソワ・ヴィラール氏が、理想のワインを造るべく1989年から始めたまさに新進気鋭の造り手。彼の実力は瞬く間にフランス中にれ渡り、今ではフランス有力評価誌『クラスマン』では、北ローヌ・コンドリューでわずか2軒の造り手にしか付けられていない最高評価2つ星★★やパーカー5つ星★★★★★と高い評価を受けている。ねっとりとインクのように凝縮したシラーに世界最高品質のヴィオニエが華やかさを加え、ビロードのような舌触りを何度も求めてしまう。
Pommard 1er Cru Les Jarollière 2006 D.de la Pousse D'or (Côte de Beaune 1er Cru/Bourgogne) half/ \1,150 120ml/ \2,200
ポマール プルミエ クリュ レ ジャロリエール ドメーヌ ド ラ プース ドール
多くの名醸畑を持つ名門ドメーヌ。1960年代半ばより精力的に運営し、評価を高めてきたジェラール・ポテルの死去にともない、1997年から新当主パトリック・ランダンジェの指揮のもと生産を開始して10年、ワインは以前に較べ明らかに色調も濃くなり、深みを増した。畑においては除草剤、化学肥料の類は一切使用しない。醸造所内での果汁は、ポンプは用いずに重力で移動させる。醸造所の2階に運び込まれたぶどうは入念な選果の後、除梗破砕。発酵は1階にあるイノックスのタンクで行い、樽熟は30パーセントの新樽を用いて地下倉で。ドメーヌの水準に達しないと判断されたキュヴェはデクラッセしてリリースする程のこだわりよう。真の一級ジャロリエールから産まれるキュヴェは美しく澄んだルビー色であるが、極めて濃密でシルキーなテクスチャーと甘い香りは官能の極み。