
Champagne
Selection Brut Grand Cru NV Pehu Simonet (Verzeney) half/ \650 120ml/ \1,250
セレクシオン ブリュット グラン クリュ ぺウ シモネ
モンターニュ ド ランスの特級中の特級クリュのヴェルズネイのピノ ノワールの名手。かのKRUGやMUMMに葡萄を提供するほど信頼が厚い。MLFを行わず、ふくよかな果実味とフレッシュな酸、ミネラル感のバランスが心地よい。
Cuvée 3A Grand Cru NV De Sousa & Fils (Avize) half/ \880 120ml/ \1,650
キュヴェ スリーエー グラン クリュ ド スーザ エ フィス
アヴィーズ村を本拠に1986年に独立し、ヴィオディナミを実践するRM。アヴィーズ、クラマン、オジェなどの樹齢の高い区画を所有し、クラスマンで偉大な造り手20に選出されるなど、既にあらゆるメディアでも高い評価を勝ち得ている。3Aは3つのグラン・クリュの頭文字、Avizeのシャルドネ半分にAyとAnbonnayのピノ・ノワールを半分用いたスペシャル・キュヴェ。しっかりとしたミネラルの骨格にささえられた密度の高いふくよかな液体、こまやかなにちりばめられた綺麗な酸のバランスが素晴らしい。エクストラ・ブリュットにも関わらず甘みすら感じる長い余韻に酔いしれる。
White Wines
Alliance 2009 D.Marc Tempé (Alsace) half/ \480 120ml/ \850
アリアンス ドメーヌ マルク テンぺ
ゴーミヨ4つ星のビオディナミ生産者マルク・テンぺがテロワールを表現する為に多種類の地葡萄を渾身のアッサンブラージュする為にアリアンス(同盟)とい うネーミング。標高220メートル、粘土石灰土壌をベースに、ヴォ-ジュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌がミネラルたっぷりなふくよ かな味わいを生み出す。2009vtのセパージュはシルヴァネール 45% シャスラ 20% リースリング15% ゲヴュルツ10% ピノブラン10%で香りはレモンやバラの花のアローム、味わいは、綺麗な酸味に下支えされたミネラルによる複雑さやふくよかさを感じる。
Menetou Salon Morogue 2010 La Tour Saint Martin (Centre Nivernais/Loire) half/ \530 120ml/ \950
メヌトゥ サロン モローグ ラ トゥール サン マルタン
11世紀の公文書にその名が登場し、フランスで最も古いワイン生産地のひとつに数えられるメヌトゥ・サロンに1987年、アルバーヌとベルトラン・マンシャンによってラ・トゥール・サン・マルタンが設立、この地でも注目のモローグのテロワールを存分に発揮したソーヴィニョン。リッチで複雑な香りは、フレッシュなシトラス系や白い果実、ミネラルを感じさせる。柑橘類を思わせる果実や酸、ミネラルのバランスが非常によく、特に複雑なミネラルとエキゾチックな香りが独特のテロワールを表している。
Coteaux du Loire Vieille Vignes Eparses 2008 D.de Beliviere (Touraine,Loire) half/ \680 120ml/ \1,250
コトー デュ ロワール ヴィエイユ ヴィーニュ エパルス ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ジャニエールの対岸の斜面に位置する畑の、様々な区画の樹齢50-80年の古樹のブドウを使用。土壌は火打ち石と石灰石からなる。桃のコンポートや洋ナシ、スパイスの香り。クリアな透明感、目の詰まった果実、細やかな酸を持つエレガントな辛口。
Château de Fiuzal Blanc 2002 (Pessac Léognan/Bordeaux) half/ \850 120ml/ \1,600
シャトー ド ヒューザル ブラン
ボルドー地方グラーヴ地区のレオニャン村の南側に位置し、300年の歴史を持つシャトーで赤ワインが1959年に格付けされるが、白も高く評価されている。所有する48ha(白:9ha赤39ha)の畑はこの地区特有の砂礫質土壌に広がり、白はソーヴィニヨン ブラン、セミヨンが半分ずつ。85年以降はドニ・デュブルディユーの管理の下、樽発酵、新樽比率50%で澱と共に熟成を施す。柑橘類や蜂蜜、そして樽由来の醸した香りが10年の熟成を経て複雑さと深さを増し、トロリとした凝縮感のある滑らかな舌触りから心地良く甘く長く続く余韻。ゴーミヨ★★★★ 88
Meursault 1er Cru Genevrières 2008 D.Latour Giraud (1er Cru,Côte de Beaune) half/ \1,000 120ml/ \1,900
ムルソー プルミエ クリュ ジュヌヴリエール ドメーヌ ラトゥール ジロー
ムルソー一級畑の中でも世界的に称賛されている畑の一つジュヌヴリエール最大の所有者で、2.5ヘクタール所有。丸々として深淵、スムーズ、エレガントなフィネスと絹のような滑らかさがありバランスが取れている。ヘーゼルナッツ、ハチミツの香りがあり、ムルソーの神髄を感じさせる。絹のように滑らかな余韻、複雑さがあり甘美な味わい。I.W.C91
Dessert Wine
Château Guiraud 1996 (Premiere Grand Cru,Sauternes/Bordeaux) half/ \1,050 120ml/ \2,000
シャトー ギロー
イケムの真南に畑を所有するソーテルヌ格付け1級シャトー。1983年以降、グザヴィエ・プランティー氏の指導のもと大改革が行われた、厳しい選果を行い、熟した果実のみを収穫することで、めざましい発展を遂げてきている。SO2の使用も最小限に抑え、補糖も禁止するなど、自然に近い造りを心がけ、最高品質のソーテルヌ・ワインを産している。 ロースト香が強く、味わいも深く、またバニラ風の樽香が贅沢な造りに花を添える甘口。R.P90、ゴーミヨ★★★★★91
Red Wines
Saint Chinian Vieille Vigne 2004 D.des Terres Falmet (Lunguedog) half/ \500 120ml/ \900
サン シニアン ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ デ テール ファルメ
ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得の若きエース。樹齢80年のブドウを用い、ウイヤージュなしで熟成した特別な年にしか造られないトップキュヴェ。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。
Sonoma Coast Pinot Noir 2008 W.H.Smith (California/The U.S.A) half/ \600 120ml/ \1,100
ソノマ コースト ピノ ノワール W.H.スミス
ナパ・ヴァレーのLa Jotaの元オーナー、ジョアン&ビル・スミス夫妻が親交のあったマーカッサンのオーナー、ヘレンターリー女史の影響もあり、ソノマコーストでピノノ ワール造りに専念し、それらはデビュー早々、専門メディアからも非常に高い評価を与えらる。R.パーカー曰く「ピノ ノワールのスペシャリスト」。ツインヒル・ランチ、へレンタル、フロチニ、モーリス・ランチと名だたるヴィンヤードのブドウを用い、7-12日間の低温浸漬と優しい圧の手動パンチングダウンにより、風味と色素を抽出。適度の圧搾により色調はクリア。果実のエレガントなキャラクターを活かすべく、9ヶ月間の熟成では古樽オークが用いられています。残念なことに引退し、ますますカルトな存在に。
Baloro 2007 Giacomo Grimardi (Piemonte/Italy) half/ \750 120ml/ \1,400
バローロ ジャコモ グリマルディ
ジャコモ・グリマルディは新しいバローロの生産者である。畑は父の代(1930年頃)から所有していたが、現当主フェルッチョは90年代中頃にマルク・デ・グラッツィアと知り合ってから本格的にバローロの生産に取り組み始め、エリオ・アルターレに指導をうけながら、96年に初めてバローロをリリースした。「モダンバローロ」の造り手と認識されているが、フェルッチョは「古典」とか「モダン」にとらわれず、その畑の個性を一番良く表現するにはどうしたらよいかをいつも最優先に考えてワイン造りをしている。モダンでエレガントな味わいはその結果であり、これがまさに「グリマルディ・スタイル」であるといえる。使われているブドウの大半をクリュ・バローロのヴィア・ヌオーヴァからのものが占める。甘みを感じさせるほど熟したフルーツはとてもまろやかな口あたりですぐ飲んでもおいしい。やわらかく、ミディアムボディのこのワインはオークの香りと完熟ブドウが織り成す複雑な風味をもつ素晴らしいワイン。
Fleur de Clinet 2009 Château Clinet (Pommerol) half/ \850 120ml/ \1,600
フルール ド クリネ シャトー クリネ
既に19世紀には確固たる地位を確立しており1980年代にロバート・パーカーのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに2回も輝いたジャン・ミシェル・アルコートにより、劇的な進化を遂げ、彼の死後も更なる品質向上を続けているポムロルを代表するシャトーの一つ、シャトー・クリネ。フルール・ドクリネはセカンドラベルになるが格落ちブドウではなく専用の畑のブドウからシャトー・クリネと同じスタッフ・醸造方法で生みだされる、既存のセカンドの概念を超えたクリネが誇る「もうひとつのグラン・ヴァン」。フレッシュなチェリーやプラムのジャムのフルーティな香りに黒いスパイスのアクセント。滑らかで肉感的な口当たりにブドウの質の高さを感じさせる。
Nuits Saint Jeorges 1er Cru Les Boudots V.V. 2004 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) half/ \1,050 120ml/ \2,000
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ブード ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年にドメーヌ・メオ・カミュゼからクロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ショーム、そしてこのニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ブードと現在の基幹アイテムの畑のメタイヤージュ契約を締結し、本格的なワイン造りの礎を築いた。その時期にブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。レ・ヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソールに隣接する一級畑の古樹の区画から産出されるワインは、華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。2007年にメタイヤージュ契約が終了した為にそれ以降のヴィンテージは生産されていない。