
Champagne
Grand Cru Ambonnay Cuvée des Crayères NV Eric Rodez (Ambonnay) half/ \700 120ml/ \1,300
グラン クリュ アンボネイ キュヴェ デ クレイエール エリック ロデズ
モンターニュ・ド・ランス最高峰の村として、ブジー村と名声を分け合うアンボネイ村の巨星がロデス。テロワールにあわせて改植を進めたり、リュット・レゾネを採用したりと、実に手間のかかる畑での仕事から産まれたピノノワール50%、シャルドネ50%を使用し、24~26ヶ月瓶熟。名門クリュッグでのチーフエロノジストとしての経験を活かしたアッサンブラージュと樽使いの技術は超一流。ベーシック・キュヴェとしては破格量である40~45%のヴァン・ド・レゼルブが用いられるキュヴェ。
Brut Tradition Grand Cru NV Egly Ouriet (Ambonnay) half/ \1,050 120ml/ \2,000
ブリュット トラディション グラン クリュ エグリ ウーリエ
1930年、ピノ ノワールの聖地アンボネイで創業。1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3~4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネィのテロワールを最大限に引き出す完全主義的なスタイルを確立。R.P91
White Wines
Limoux Peyre Jac 2009 Château d'Antugnac (Languedog/France) half/ \450 120ml/ \800
リムー ペイル ジャック シャトー アントニャック
ブルゴーニュに代々続くブドウ栽培農家出身であり、1986年にマコネでドメーヌ・デ・ドゥー・ロッシュを共同で立ち上げたジャン・リュック・テリエとクリスチャン・コロヴレイは、故郷でワイン造りに情熱を注ぐ一方、ブルゴーニュの外にもシャルドネとピノ・ノワールの可能性を模索していた。新たなテロワールを求める中、彼らが辿り着いたのは、南仏のシャルドネの聖地と名高いリムーのシャトー・アントニャック。ラングドックで最初に植えられたシャルドネの古樹、若樹、樹齢45年のモーザックをブレンドし、独特なテロワールを表現。オート・ヴァレの特徴であるフレッシュかつミネラリーなキャラクターと、アロマティックな完熟果実の調和が素晴らしい。バニラ、ナッツの甘く華やかな香り。口当たりは丸く滑らかで、ブルゴーニュ的な品の良さも感じられるフルーティなフルボディ。
Riesling Zellenberg 2008 D.Marc Tempé (Alsace) half/ \520 120ml/ \950
リースリング ツェレンベルグ ドメーヌ マルク テンぺ
ゴーミヨー4ツ星生産者M・テンペの基幹アイテム、リースリング。ツェレンベルグの畑は標高220m、粘土石灰質をベースに花崗岩や黄色みがかった細かい石灰の混じる多様性のある土壌。糖度が充分にのり理想的に完熟する9月に収穫されます。「健全なブドウを造り、テロワールの個性を最大限引き出す」というテンペの思想を具現化する為に96年からは完全にビオディナミに転換。フレッシュな柑橘系と熟したりんごのニュアンスが入り混じる高貴な香り。たっぷりのミネラルが体に染み込むやさしい味わい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Loire) half/ \620 120ml/ \1,150
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Sancerre La Bourgeoise 2008 Henri Bourgeois (Loire) half/ \700 120ml/ \1,300
サンセール ラ ブルジョワーズ アンリ ブルジョワ
サンセールで10世代続く名門中の名門。テロワールを素直に反映した、ミネラル感溢れる辛口白ワインとして定評がある。ゴーミヨ誌4つ星、ル・クラスマン星付注目、ワインスペクテーター誌最高評価。樹齢50年以上の(超古木に区画名を冠した)シレックス(火打ち石)土壌からのソーヴィニヨン・ブラン100%を低収量、醗酵はステンレスタンクと古樽でほぼ半々。新樽比率30%(残りは1年30%、2年30%)バリックで11ヶ月のシュール・リー。豊かな果実味にスモーキーなミネラルの風味、キリッと締まったきれいな酸味にソーヴィニヨンらしい華の香りが支配的で非常に複雑味もある綺麗な味わい。
Meursault 1er Cru Genevrières 2008 D.Latour Giraud (Côte de Beaune) half/ \980 120ml/ \1,850
ムルソー プルミエ クリュ ジュヌヴリエール ドメーヌ ラトゥール ジロー
ムルソー一級畑の中でも世界的に称賛されている畑の一つジュヌヴリエール最大の所有者で、2.5ヘクタール所有。丸々として深淵、スムーズ、エレガントなフィネスと絹のような滑らかさがありバランスが取れている。ヘーゼルナッツ、ハチミツの香りがあり、ムルソーの神髄を感じさせる。絹のように滑らかな余韻、複雑さがあり甘美な味わい。I.W.C91
Dessert Wine
Château Guiraud 1996 (Premiere Grand Cru,Sauternes/Bordeaux) half/ \1,050 120ml/ \2,000
シャトー ギロー
イケムの真南に畑を所有するソーテルヌ格付け1級シャトー。1983年以降、グザヴィエ・プランティー氏の指導のもと大改革が行われた、厳しい選果を行い、熟した果実のみを収穫することで、めざましい発展を遂げてきている。SO2の使用も最小限に抑え、補糖も禁止するなど、自然に近い造りを心がけ、最高品質のソーテルヌ・ワインを産している。 ロースト香が強く、味わいも深く、またバニラ風の樽香が贅沢な造りに花を添える甘口。R.P90、ゴーミヨ★★★★★91
Red Wines
Silver Lavel 2009 Juan Gil (Jumilla/Spain) half/ \500 120ml/ \900
シルヴァー ラベル ファン ヒル
スペイン最高峰ワイン「エル ニド」のオーナー、ミゲル ヒルがフミーリャのテロワールとモナストレルの魅力を余すことなく伝えるヴァリュー ワイン。齢40年の古樹のブドウを使用。浅い白亜質の下に石灰石や石の層を持つ痩せた土壌と不毛な気候により、収量は自然と制限される。ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。
Marsannay Les Ouzeloy 2006 D.Joseph Roty (Côte de Nuits) half/ \650 120ml/ \1,200
マルサネ レ ウズロワ ドメーヌ ジョセフ ロティ
現当主で23代目になる、ジュヴレ・シャンベルタン村の名門ドメーヌ。マルサネの限定畑“ウズロワ”は平均樹齢80年のスーパー・ヴィエイユ・ヴィーニュ。リュット・レゾネで栽培されたピノ・ノワールを、DRCと同じ選別機&プレスを使い、トロンセ産のオーク樽100%で12ヶ月熟成後、清澄や濾過をしないで瓶詰めされる。ふくよかな果実味をもちながら古樹ならではの複雑味と上質な樽のニュアンスのバランスが良く、若いうちから楽しめるが熟成のポテンシャルも高い。R.P★★★★、89-90
Baloro 2007 Giacomo Grimardi (Piemonte/Italy) half/ \750 120ml/ \1,400
バローロ ジャコモ グリマルディ
ジャコモ・グリマルディは新しいバローロの生産者である。畑は父の代(1930年頃)から所有していたが、現当主フェルッチョは90年代中頃にマルク・デ・グラッツィアと知り合ってから本格的にバローロの生産に取り組み始め、エリオ・アルターレに指導をうけながら、96年に初めてバローロをリリースした。「モダンバローロ」の造り手と認識されているが、フェルッチョは「古典」とか「モダン」にとらわれず、その畑の個性を一番良く表現するにはどうしたらよいかをいつも最優先に考えてワイン造りをしている。モダンでエレガントな味わいはその結果であり、これがまさに「グリマルディ・スタイル」であるといえる。使われているブドウの大半をクリュ・バローロのヴィア・ヌオーヴァからのものが占める。甘みを感じさせるほど熟したフルーツはとてもまろやかな口あたりですぐ飲んでもおいしい。やわらかく、ミディアムボディのこのワインはオークの香りと完熟ブドウが織り成す複雑な風味をもつ素晴らしいワイン。
Château Sociando Mallet 1997 (Haut Medoc/Bordeaux) half/ \950 120ml/ \1,800
シャトー ソシアンド マレ
妥協の無いワイン造りで評論家たちから格付けワインに比肩する存在と評されるシャトー。厳しい評価で知られるレ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)は5大シャトーに次ぐ★★(ダブルスター)評価(これは人気急上昇中のポンテ・カネやローザン・セグラと同評価)をし、「この25年でメドックのクリュ・ブルジョワの中で最も名高いものとなり、グラン・クリュ(格付)3級の候補にまで挙げている。素晴らしいアロマ、力強さ、濃厚さ、よく溶け込んだ樽香、2世代に及ぶ長い熟成が可能だというようなグラン・ヴァンをセレクションできるまでになっている」と激賞し、この1997年で8点/10点獲得!ゴーミヨ誌は5つ星評価をし、この'97年で90点の高評価!ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、多くの格付けワインと優に肩を並べることができ、フランスのワイン通の間で評判が高まっている。その大半がフランス国内で買われていることからもすでに証明済である」と絶賛し、この1997年に90点の高評価!
Nuits Saint Jeorges 1er Cru Les Boudots V.V. 2004 D.Jean Tardy et Fils (1er Cru,Côte de Nuits) half/ \1,050 120ml/ \2,000
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ブード ヴィエイユ ヴィーニュ ドメーヌ ジャン タルディ エ フィス
1920年にカミュゼ家からメタイヤージュ契約でワイン造りを始めたのに端を発し、1966年にドメーヌ・メオ・カミュゼからクロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ショーム、そしてこのニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ブードと現在の基幹アイテムの畑のメタイヤージュ契約を締結し、本格的なワイン造りの礎を築いた。その時期にブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏に栽培と醸造のノウハウを学び影響を受けた。良質のぶどうだけをドメーヌ物として使用し、それ以外はネゴシアンであるルイ・ジャドとジョセフ・ドルーアンに売却。発酵は長時間をかけ、セニエを実施、最上のワインには新樽にて16ヶ月間の熟成、清澄・濾過をしない。レ・ヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソールに隣接する一級畑の古樹の区画から産出されるワインは、華やかな芳香を放ち、肉付きの良い果実味を持ちながらも決してエレガンスを失うことのない複雑味とフィネスに溢れている。2007年にメタイヤージュ契約が終了した為にそれ以降のヴィンテージは生産されていない。