
Champagne
Blanc de Blancs Brut NV Diebolt-Vallois (Cramant) 60ml/ \680 120ml/ \1,250
ブラン ド ブラン ブリュット ディエボル ヴァロワ
パーカー4つ星生産者でゴーミヨ誌のプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともある家族経営の小規模R.Mシャンパーニュ。たった5つしかないシャルドネの100%グランクリュの一つ、クラマン村の一番太陽の恩恵を受ける南向きの斜面からもたされる豊かな果実味と柔らかさ、洗練されたミネラル感が特徴的なクラマンのテロワールの特徴を見事に表現しています。エレガントな酸と優しい果実味の甘さがアフターまで崩れることなく美しく長く続く。
La Loge Blanc de Noirs a Sillery NV François Scondé (Sillery) 60ml/ \820 120ml/ \1,550
ラ ロジェ ブラン ド ノワール ア シルリー フランソワ スコンデ
1976年創業、栄光のシルリーを復活させ、そのテロワールを表現する唯一のR.M。醸造はいたって伝統的なものであるが、圧搾においては最新の空気圧搾機を利用してピュアな搾汁を確保している。畑作業を重視する他のR.Mと同様、最終的に瓶内に残る糖度は6g(多い年で8gまで)と実に少ない。ほのかな甘みすら感じることがあるあるが、これはリキュールでなく質の良い葡萄に起因している。マロラクティック発酵は全てのキュヴェで行い、ヴァン・ド・レゼルヴは30%用いる。グラン・クリュ、シルリーのテロワールを存分に表現しながら、ミネラル、酸、果実味等の各要素が精緻に絡み合い、完全なる調和とフィネスを讃えた逸品。
Brut Millesime 2002 Chartogne Taillet (Merfy) 60ml/ \1,050 120ml/ \2,000
ブリュット ミレジム シャルトーニュ タイエ
ランスの北西7km、サン・ティエリー丘陵の標高120mに位置するメルフィに本拠地を構え、1683年よりぶどう栽培を始め、1960年代にシャンパーニュ造りを始めた小さな家族経営のRMで12haの自社畑を所有。現当主のフィリップはテロワールを尊重し、各パーセルの土壌を分析。プレ・フィロキセラのパーセルを含む古樹を、可能な限り保存し、収量も制限。収穫時には、厳密な撰果を行い、パーセルごとに醸造を行なう。近年、ジャック・セロスでの修行経験を持ち、現在も深く親交を続けている、息子アレクサンドルが運営に加わったことにより新たな試みも行なわれ、今後益々の成長が期待される。ミレジムは良年のみ、特別に撰果されたぶどうのみを使用。リッチで複雑なアロマ、深く力強い味わい。クリーミーでゴージャスでありながらも、ミネラリーでフレッシュ感の残るシャンパーニュ。1996年以来の最高のヴィンテージと評される最良年ならではの豊潤さと奥深さが感じられる。I.W.C92,R.P92,W.S92
White Wines
Limoux Peyre Jac 2009 Château d'Antugnac (Languedog) 60ml/ \450 120ml/ \800
リムー ペイル ジャック シャトー アントニャック
ブルゴーニュに代々続くブドウ栽培農家出身であり、1986年にマコネでドメーヌ・デ・ドゥー・ロッシュを共同で立ち上げたジャン・リュック・テリエとクリスチャン・コロヴレイは、故郷でワイン造りに情熱を注ぐ一方、ブルゴーニュの外にもシャルドネとピノ・ノワールの可能性を模索していた。新たなテロワールを求める中、彼らが辿り着いたのは、南仏のシャルドネの聖地と名高いリムーのシャトー・アントニャック。ラングドックで最初に植えられたシャルドネの古樹、若樹、樹齢45年のモーザックをブレンドし、独特なテロワールを表現。オート・ヴァレの特徴であるフレッシュかつミネラリーなキャラクターと、アロマティックな完熟果実の調和が素晴らしい。バニラ、ナッツの甘く華やかな香り。口当たりは丸く滑らかで、ブルゴーニュ的な品の良さも感じられるフルーティなフルボディ。
Riesling Zellenberg 2008 D.Marc Tempé (Alsace) 60ml/ \520 120ml/ \950
リースリング ツェレンベルグ ドメーヌ マルク テンぺ
ゴーミヨー4ツ星生産者M・テンペの基幹アイテム、リースリング。ツェレンベルグの畑は標高220m、粘土石灰質をベースに花崗岩や黄色みがかった細かい石灰の混じる多様性のある土壌。糖度が充分にのり理想的に完熟する9月に収穫されます。「健全なブドウを造り、テロワールの個性を最大限引き出す」というテンペの思想を具現化する為に96年からは完全にビオディナミに転換。フレッシュな柑橘系と熟したりんごのニュアンスが入り混じる高貴な香り。たっぷりのミネラルが体に染み込むやさしい味わい。
Rully 1er Cru Grésigny 2009 D.Jaqueson (1er Cru,Côte Chalonnaise) 60ml/ \550 120ml/ \1,000
リュリー プルミエ クリュ グレズィニー ドメーヌ ジャクソン
ブルゴーニュ地方、コートシャロネーズ地区リュリー村の名手、ドメーヌ ジャクソンの真骨頂。1級畑、グレズィニーは平均樹齢50年以上と歴史の古い区画で、リュリー村の最も優れたテロワールに位置 する。ミネラルの骨格を熟したシャルドネの桃や杏、ハーブの甘く爽やかな香りや樽熟成由来のヴァニラのほのかなニュアンスが綺麗に包み込み、伸びやかな酸が心地良いアフターをもたらす。活き活きとエネルギッシュかつフィネルのある味わい。
Jasnieres Les Rosieres 2009 D.de Beliviere (Loire) 60ml/ \600 120ml/ \1,100
ジャスニエール レ ロジエール ドメーヌ ド ベリヴィエール
鬼才エリック ニコラが惚れ込んだジャスニエールのテロワールを表現するために栽培は有機農法。2008年より、ビオディナミに完全転換。野草はブドウの樹に害がない限り放置。土壌のダイナミズムを取り戻すため、根を傷つける恐れがある古樹に対しても土を深く掘り起す。独特で貴重なテロワールを最もよく表現するために、植樹密度は高くしており、9,300本/ha。近年ではクローンよりも、古樹から切って得た枝を繁殖させるセレクシオン・マッサールでブドウの株を増やしている。また、収量制限も厳しく、平均30hl/ha前後。ロワール北部のジャニエールにドメーヌが所有する全ての区画の50年以下の若樹のブドウを使用。土壌の多様性により、粘土からはパワーが、砂質粘土からは繊細さやフィネスが与えられる。柔らかく熟したクリアな果実に、しっかりとした酸。滑らかなフィニッシュには柑橘系果実のほろ苦さも感じられる。重量感あるミルキーな中辛口なシュナン ブラン。R.P89-90
Sancerre La Bourgeoise 2008 Henri Bourgeois (Loire) 60ml/ \700 120ml/ \1,300
サンセール ラ ブルジョワーズ アンリ ブルジョワ
サンセールで10世代続く名門中の名門。テロワールを素直に反映した、ミネラル感溢れる辛口白ワインとして定評がある。ゴーミヨ誌4つ星、ル・クラスマン星付注目、ワインスペクテーター誌最高評価。樹齢50年以上の(超古木に区画名を冠した)シレックス(火打ち石)土壌からのソーヴィニヨン・ブラン100%を低収量、醗酵はステンレスタンクと古樽でほぼ半々。新樽比率30%(残りは1年30%、2年30%)バリックで11ヶ月のシュール・リー。豊かな果実味にスモーキーなミネラルの風味、キリッと締まったきれいな酸味にソーヴィニヨンらしい華の香りが支配的で非常に複雑味もある綺麗な味わい。
Chassagne Montrachet En L'Ormeau 2008 D.Philippe Brenot (Côte de Beaune) 60ml/ \900 120ml/ \1,700
シャサーニュ モンラッシェ アン ロルモー ドメーヌ フィリップ ブルノ
サントネーに本拠を置き、4世代続く造り手であるフィリップ・ブルノは、特級、1級、村名の畑の中でも、正真正銘最高の区画を所有している。総栽培面積4ヘクタール弱というミクロ・ドメーヌであるにもかかわらず、ヴェルジェ、ソゼ、ジャン・リケール、ルフレーヴといった超一級ネゴシアンに毎年の葡萄の提供している。恵まれたテロワールと魔法と呼ばれる葡萄造り、そして驚異的な低収量と樽発酵、高い新樽比率から生まれる奇跡のプライヴェート・ワイン。
Dessert Wine
Château Suduiraut 1995 (Premiere Grand Cru,Sauternes) 60ml/ \1,000 120ml/ \1,900
シャトー シュデュイロー
畑の北側がイケムと隣接している広大で美しいソーテルヌを代表するシャトーの一つ。AXAの管理下になってから安定して高品質なワインを造るシャトーとしての評価を確立している。ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合ったブラウンバター、カラメル、オレンジピール、飴色になるまで火入れしたトロピカルフルーツを思わせる、非常に複雑な趣がこの中程度の黄金色をしたワインのグラスから飛び出してくる。非常に甘く、まろやかで、おいしい。
Red Wines
Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus 2006 Louis Jadot (Bourgogne) 60ml/ \520 120ml/ \900
ブルゴーニュ ピノ ノワール ソンジュ ド バッカス ルイ ジャド
1859年創立のフランス・ブルゴーニュの名門ルイ・ジャド社の150周年の後継で日本限定キュヴェ。酒の神バッカスの夢という名の表すようにACブルゴーニュのピノ・ノワール半分にヴィラージュ、プルミエ・クリュからのピノ・ノワールが半分加わるスーパー・ブルゴーニュ。2006年は、マランジェ、サントネイ、モンテリ、オーセイ・デュレス、ペルナン・ベルジュレス、ショレ・レ・ボーヌを骨格とし、ボーヌとサヴィニ・レ・ボーヌのプルミエクリュのピノ・ノワールが加えられ、生き生きとして、チェリーやラズベリー、花やスパイスを想わせる、複雑な香りをもっている。
Château Montus 2006 D.Alain Brumont (Madiran) 60ml/ \580 120ml/ \1,050
シャトー モントュス ドメーヌ アラン ブリュモン
エールフランス ビジネスクラスや数々の三つ星レストラン採用、はたまたハリウッドスターが自家用ジェットで購入に来るほどの名実ともに南西地区のトップ生産者。伝統品種タナを復興して、非常に濃厚で力に満ち、甘みを感じさせる程、まろやかで、滑らかな味わい。ブラックベリー、プラムの凝縮感にスパイスが豊かに広がる。また、緻密で芳醇なタンニンが、上品に感じられるバランスの良いワイン。W.S91
Cupole di Trinoro 2009 Tenuta di Trinoro (Toscana/Italy) 60ml/ \680 120ml/ \1,200
クーポレ ディ トリノ―ロ テヌータ ディ トリノーロ
鬼才アンドレア・フランケッティがイタリア、トスカーナの中でも全く注目されていなかったサルテアーノのテロワールに惚れ込み、超密植、超低収量で完熟したカベルネ・フラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ベルドのボルドーの高貴品種を区画毎に細かくバリックで醸造し驚異の凝縮感を持つモンスター・ワイン、テヌータ・ディ・トリノーロ。そのテイストをカジュアルに愉しむことが出来る2nd的な存在と言えどワイン単体としての完成度も素晴らしい。グレート・ヴィンテージ2009年はスパイシーかつフローラルな完熟ベリーのアロマに、驚くしかないレベルで存在するミネラル。フィニッシュまで完成されたバランスでそのハーモニーを堪能することができる。R.P92
Gevrey Chambertin Aux Echezeaux 2002 D.Edouard Bryczek (Côte de Nuits) 60ml/ \850 120ml/ \1,600
ジュヴレ シャンベルタン オー シェゾー ドメーヌ エドワード ブリチェック
ポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏が1953年に創設したドメーヌ。特級マゾワイエールとモレ1級シャルムに挟まれた絶好の区画で有機栽培によって収穫された極上のピノ・ノワールを天然酵母のみで発酵させ、18ヶ月間の樽熟成のうち、はじめの6ヶ月は新樽(女性的で優しいアリエ産と風味の穏やかなニエーヴル産を50%ずつ使用)を用い、7ヶ月目に3年目の樽に移し樽熟成を継続。樽熟期間中、2回の澱引きを経て、無濾過のまま瓶詰めすることにより、非常に凝縮感のある果実味とリッチで香ばしいオーク香』と表現される、極めて滑らかな舌触りと、口中で果実が爆発するような凝縮感という矛盾する味わいを同時に堪能できる。
Château Les Ormes De Pez 1995 (Saint Estèphe) 60ml/ \880 120ml/ \1,650
シャトー レ ゾルム ド ペズ
18世紀半ば設立で1940年より、現在のシャトー・ランシュ・バージュのカーズ家によって運営される。サン・テステーフらしくタンニンが強く構成もしっかりしており、ブルジョワ級の中でもグラン・クリュに匹敵する評価を受けているワインの一つ。名は畑に植えられていた楡(にれ)の樹=オルムに由来している。33ヘクタールの畑にカベルネ・ソーヴィニョン60%、カベルネ・フラン10%、メルロー30%が1ヘクタールあたり9500株の密度で植えられ、平均樹齢は30年を越える。オーク樽での熟成期間は約15ヶ月間。良年95年の溌剌とした果実味が20年近くの熟成を経て、タンニンは綺麗に溶け込み、様々な表情を魅せる複雑で豊潤、気品溢れる液体へと昇華。
Châteauneuf du Pape 2006 D.de la Janasse (Côte du Rhone) 60ml/ \950 120ml/ \1,800
シャトーヌフ デュ パプ ドメーヌ ド ラ ジャナス
1973年より元詰めを始め、父親のエメ ・サボン氏と息子のクリストフ・サボンの2人が、手を携えて評価を挙げ てきました。所有するシャトー・ヌフの畑は15の区画に分断されていて、あらゆる土 壌にまたがっており、それぞれの畑の管理は困難を極めるが、これ こそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしている。グルナッシュ を主体とし、最も純粋な、威厳を感じるほどの味わいがありな がら、否定しようのないほど優美で口当たりのよい、上品なワインへと 仕上がっている。R.P★★★★★、93
Volnay 1er Cru Clos D'Audignac 2006 D.de la Pousse D'or (1er Cru,Côte de Beaune) 60ml/ \1,050 120ml/ \2,000
ヴォルネイ プルミエ クリュ クロ ドゥデニャック ドメーヌ ド ラ プース ドール
多くの名醸畑を持つ名門ドメーヌ。1960年代半ばより精力的に運営し、評価を高めてきたジェラール・ポテルの死去にともない、1997年から新当主パトリック・ランダンジェの指揮のもと生産を開始。ワインは以前に較べ明らかに色調も濃くなり、深みを増した。畑においては除草剤、化学肥料の類は一切使用しない。醸造所内での果汁は、ポンプは用いずに重力で移動させる。醸造所の2階に運び込まれたぶどうは入念な選果の後、除梗破砕。発酵は1階にあるイノックスのタンクで行い、樽熟は30パーセントの新樽を用いて地下倉で。ドメーヌの水準に達しないと判断されたキュヴェはデクラッセしてリリースする程のこだわりよう。モノポールのクロ・ドゥデニャックから産まれるキュヴェは美しく、澄みきったルビー色からは想像できないほど、極めて濃密で粘性を感じるシルキーなテクスチャーと甘い芳香は官能の極み。