mixiの方にも同じ内容を書いたところ大学の同級生でマイミクのだいちゃんが
密かにザ・スモール・カブキを僕と知らずに密かにファンだったという
驚愕の事実が発覚したので今日はだいちゃんとの感動の再会までの
エピソードを綴ってみます。最後まで読んでも落ちはありません。
今を遡ること十数年前の今ぐらいの季節
兵庫県は西宮市の甲山に佇む由緒正しきミッション系の大学の門をたたきました。
関西では割と人気のある大学だったこともあり、
厳しい受験戦争を終え、男子校を卒業し、初の一人暮らし、バラ色の人生を夢見て
期待に胸や股間を膨らませて学生生活をはじめたものの
なんか爽やかなおぼっちゃまん、お嬢ちゃんが多くて、
なんか学校生活になじめなかったんですよね。
周りからもちょっと一線を引かれるみたいな感じで。
そんななかもっと周りからなじんでなかったのがだいちゃんです。
めちゃくちゃ男前でいつもかっこいいジャケットを着こなし、常に孤高で
なぜか猫背で足を引きずりながら歩く男。明らかに異彩を放ってました。
同じ学部で一般教養、フランス語の授業等で一緒になることはあったのですが
特に会話をかわすこともなくいけ好かないやつだなと思ってたのですが。
そんな彼の姿もそのうち見なくなり、僕も大学を卒業し、フリーターへと。
その後いろんな飲食店で働くことになったのですが、
お客様とかに僕と感じの似た人間がカレー屋をやってるから是非引き合わせたいと
言われることが数回あり、話をよくよくきいてみたらだいちゃんなんですよね。
そんなこんなで共通のお客様や知人を通じてお互いの存在を認識はしてたんですが
学生時代あまり話したこともなかったこともあり顔をあわせにくかったのですが
数年前思い切って彼のカレー屋を訪れてみました。
最初はぎこちない感じだったのですがそのうち下世話な会話で盛り上がり意気投合。
彼は彼で僕のことをぼんぼんでいつも女の子に囲まれていると勝手に勘違いして
いけ好かないと思ってたらしいです。
逆にお互いいろいろ経験してから再会したから仲良くなれたのかもしれないね。
まぁでも昔を懐かしむようになったら立派なオヤジやなぁ・・・。